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株をゆったり長期的に保有する割安株(バリュー株)投資とは

株をゆったり長期的に保有する割安株(バリュー株)投資とは

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会社にお勤めの方で、株式投資に興味を持った初心者の方もいるはずです。その場合、まず日中は仕事で時間が取れないことでしょう。さらに、夜も普段の生活からあまり時間が取れない方も多いはずです。

そのように忙しい方は、株の短期的な売買をすることは厳しいでしょう。なぜなら、株の短期的な売買は短期的に動く株を見つけたり日々株価を気にしたりしなけらばならないため、日々ある程度の時間が必要になるからです。

そのような、日々忙しい方にはゆったりと株を長期保有する割安株(バリュー株)投資がオススメです。

このページでは、「割安株とはどういうものか」「割安株のメリット、デメリット」についてお伝えします。あなたも割安株投資を覚えてゆったりと株の長期保有をしませんか?

ただ値段が安くなっただけの割安株は本当の意味の割安株ではない

よく、安くなった株を割安株だとして抽出している方を見かけます。

例えば、「1000円だった株が500円に下がったから割安株です」という具合です。確かに1000円だった株が500円まで下がると、そこから700円800円と上がる可能性は高いです。そのため、株の短期売買の買い時であることは確かです。

しかしこれは、ただ株の価格が安くなっただけのことです。これは、本来の割安株の意味とは異なります。

もし、この株の本来の価値が100円だとします。その場合は長期的にこの株は100円前後の値段になる可能性が高いです。そのため、長期投資には向いていないことになります。

例えば、1000円だった株価が500円まで下がったところで買いました。その後700円まで上がりましたが、一時的に戻っただけでした。結局、その後の株価は500円を下回り今では100円前後で推移しています。という具合です。

このように、1000円の株が500円になり50%も安くなったところで、割安株とはいえません。この株の本来の価値は100円だったからです。つまり株の値段が随分と下がったからと言って、割安株ではないことになります。

割安株とは本来の株の価値よりも安く市場に放置されている株のこと

では、割安株とはどのような株のことを指すのかと申しますと、本来の株の価値よりも安く市場に放置されている株のことになります。

例えば、本来の株の価値は1000円であるにも関わらず株価が500円で放置されている株が割安株になります。

具体的には、かつては1000円近辺で売買されていた株Aがあるとします。この株Aの本来の価値は1000円でした。そのため、このときは本来の企業の価値と同等の値段で株の売買がされていたわけです。

この株Aが、金融危機や為替の影響などの外部要因を機に株価が500円まで下がったとします。業績も一時的に打撃を受けました。しかし、すぐに業績は回復して今後数年先の業績の見通しも明るいようです。それなのにも関わらず、未だに株価は500円前後で推移しています。

このように、業績は回復しているにも関わらず、株価だけ回復していないケースが多々あります。業績は戻っていて数年先の業績も明るいことから、株A本来の価値は1000円を超えて1200〜1500円と上がってもいいはずです。

しかし、株価は500円近辺のまま回復していないわけです。このような株は長期的には本来の価値と同等な株価になります。つまり、今の株価は500円であるけれど、いずれは1500円近辺まで上がる可能性が高いことになります。

このように、割安株とは本来の価値よりも現在の株価が低い株のことを指します。

割安株投資のメリット

割安株投資のメリットは、日々株価を気にせずに株をゆったりと長期保有が出来ることになります。元々、本来の株の価値は今の株価よりも高いわけです。そのため、いつかはわからないけれど、いつかは本来の価値と同等の株価まで上がる可能性が高いのです。

例えば、本来は1000円の価値がある株が500円前後で推移していたとします。かれこれ2年間400〜600円の間を推移している感じです。その後、2年間で株価は800円まで上がりました。さらに次の半年で1200円まで上がりました。

初めの500円前後で推移してときから4年半たっています。このとき、株価は1200円まで上がったことから、倍以上になっています。もし400円近辺で買えたとしたら3倍近くになっているわけです。図で表すと下の図の通りになります。

このように、割安株はいつ上がるかはわからないですが、長い時間をかけて本来の価値の株価まで上がることになります。

いつ上がるかはわからない市場に放置されている株を、日々気にしていても仕方ありません。また、短期売買のように「今」上がりそうな株を売買するわけではありません。そのため、割安株のメリットはいつも株を見張っている必要がないことになります。

月に1回など、定期的に株価や業績のチェックをすればいいわけです。

株の短期売買になりますと、日々動きのある銘柄を探して、今すぐにでも上がるタイミングを捉えて株の売買をします。そのため、毎日仕事から帰った後に株をチェックして銘柄を探していくらで買っていくらになったら売るなど、分析や計画が必要になります。

しかも、短期売買は勝ったり負けたりを繰り返しながら増やすものです。そのため、勝ち続ける時もあれば負け続ける時もあります。

勝ち続けている時は、テンションも上がって嬉しくなるものです。しかし負け続けてしまうと、テンションも下がり本当に疲れてやる気も起きなくなる場合もあります。

そんな一喜一憂をする必要がないのが割安株投資のメリットです。

その他にも、割安株投資のメリットは割安の状態であればいつ買っても良いところです。割安株を買ってから、目先の株価は下がるかもしれません。しかし、長期的には本来の価値である株価になる可能性が高いです。そのため、安心感もありますし買い時に迷う必要はありません。

割安株でも大きく値が下がるときはある

割安株のデメリットは、割安な株を買っているのにさらに大きく下がる可能性もあることです。割安株は基本的に長期的に株を保有します。そのため、長い間には株価が暴落するような事態が起こるわけです。

例えば、私は2006〜2007年にゲンキー(証券コード2772)の株を買いました。それまで私は、短期売買を中心に利益をあげてきました。しかし、2005年から様々な株が大きく上がったことにより、これは買われ過ぎ(バブル状態)だと考えました。

そのため、今後は割安な株の長期保有にした方が良いと考えました。

このように考えた私は、2006年の後半から2007年後半にかけて、株価が割安で利益も年々上がっているゲンキーの株を買い始めました。ゲンキーはドラックストアをチェーン展開している会社です。

当時はまだ、2017年の今ほどドラッグストアは全国各地に何店舗もあるというほど広がっていませんでした。そのようなこともあり、今後は店舗が多くなり利益もどんどん上がっていくだろうと考えたわけです。

しかも、ジャスダックの銘柄(規模の小さい株式市場)であったため、将来的に東証1部(日本で1番取引も多く規模の大きな市場)に上がる可能性もあるのではないかと考えました。つまり、将来性もある株が割安だったのです。

2006年の後半のゲンキーの株価は140000円前後で推移していました。この株価は割安度を測る指標のひとつであるPERが10倍ほどでした。

PERは会社の利益と株価の関係から割安かをみる指標で、15倍程度であれば通常の値になります。それが10倍ほどだったこともあり、株の通常の価値よりも50%ほど割安な状態でした。

私はゲンキーの株を140000円から買い始めました。最終的には100株買おうと考えていました。そして値段が下がって来たら、買い増しました。

その後2007年になり、2007年の業績から見たゲンキーの株はさらに割安になりました。会社の利益が増えたからです。その当時の利益から考えると株価が190000円でPERは10倍でした。つまり190000円以下なら、ゲンキーの株は十分割安なのです。

2007年は、業績が好調なことからゲンキーの株は上がりました。その時も、190000円以下なら割安なので買い増しました。150000円や160000円でも買いました。

この当時の私のチャート分析では120000円は下回らないだろうと想定してゲンキーの株を買っていました。1年をかけて190000円以下なら少しづつ買い集めていったわけです。

その後、2008年から株式市場はのちにリーマンショックと呼ばれた100年に一度と言われる金融危機に直面することになります。

その年に、ゲンキーの株価は想定していた120000円を下回る下落をすることになりました。190000円でさえ割安なのに、想定していた120000円も下回って来たのです。

ここを下回ると、買い気配(株を買いたい人たちの注文数)も少なくなりました。そのため、どこまで下がるのかわからない恐怖に包まれたのを覚えています。

私は仕方なく2008年の1月後半から2月までに110000円近辺で全てのゲンキー株を売りました。思い切って損切りを実行したのです。

この後、株式市場は2008年の9月にリーマンショックと呼ばれる暴落に巻き込まれました。ゲンキーの株はPERで4.4、株価で80000円近辺まで下がりました。ですから、この時点では上記の損切りの考えは間違っていなかったことになります。

このように、これほど将来有望で割安な株でさえも、株価の暴落には巻き込まれることはあります。そのため、長期保有している間は保有株が大きく下がることも考えておかなくてはなりません。

将来性のある割安株を探そう

割安株でも株価は相当下がってしまうことがあると言うことがおわかりいただけたかと思います。

私は先述のゲンキーの株を売ってしまったことにより、失敗してしまいました。

しかしその後、このゲンキーの株がどうなったのかと申しますと、2015年には株価の最高値は8700円までになりました。

この株価は、株式分割を100分割(2009年)と2分割(2015年)をしています。株式分割とは保有している株の数が分割されて増えることです。株の数が増えても、株価は減ります。そのため、株の価値は変わりません。

例えば、140000円の株を1株持っていて、この株が2分割されたら株価は70000円になり株数が2株になるわけです。どちらの価値も140000円ですから変わりません。

ただし、株式分割をするような株の会社は業績が良いです。そのため、基本的には株価が上がる傾向があります。株の数が増えて株価も上がるため、お得な感じがします。

話を戻しますと、ゲンキーの株は計200分割しています。そのため、株式分割を考慮すると200倍になります。ですから、「8700円×200倍=1740000」で1740000円まで上がったことになります。つまり株を最初に買っていた時の10倍以上になりました。

私は株を売った後はあまり気にしない様にしています。そのため、このことを2016年になって知りました。このときは、自分がゲンキーの株を手放してしまったことを後悔をしました。

しかし、「やはり株は割安株を買っていれば、本来の価値程度まで上がるものだな」と思いました。しかも、「業績が良ければなお良いんだな」と、思いました。

2017年現在では、ゲンキーの株はPER17倍程度で推移しています。2015年に上がりすぎたため、今度は少し本来の価値に近づき下がって来たというわけです。

ゲンキー株は毎年成長する将来性のある株でした。ただの割安なだけの株ですと、本来の株価の価値と同等な株価にしかなりません。しかし、ゲンキーの株の様に成長性のある割安株ならば業績も上がりつづけ成長します。

そのため、株価も買った時の本来の株価以上に何年もかけて上がることになります。長期保有する割安株はこのように、企業の業績が成長していて将来性のある株を保有したいものです。

まとめ

割安株の本来の意味は、実際の価値よりも割安な株価で市場に放置されている株のことです。割安株はいつかは本来の価値である株価になる可能性が高いです。

市場に放置されている割安株を買ってじっくり保有して、配当をもらいながら高くなったときに売る割安株投資を覚えましょう。

しかし、割安株でも金融危機などの市場の暴落時には株価暴落に巻き込まれます。そのため、割安さがさらに増し思いもよらない株価まで下がる可能性もあります。ですから、資産配分に気をつけて、下がったところでは買い増すくらいが良いでしょう。

また、将来性のある割安株の方が株価は何倍にも上がる可能性が高いです。そのため、毎年業績が成長していて、今後も成長する可能性の高い割安株を見つけて、じっくりと長期保有することが、割安株投資で利益を出せる方法になります。

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