株の長期投資に興味を持ち、株を買いたいと思っても、どのように銘柄(株の名称)を探したら良いのかわからない方もいるはずです。
このページでは、株の長期投資に適した銘柄を探す方法をお伝えします。
株の長期投資に適した銘柄とは『長い期間(10年以内)をかけて、株価が10倍以上は上がり、大底値(株が下がったときの1番安い値段)もそれほど下がらない株』とします。
そのような、比較的にリスクの少ない株を長期保有しながらゆったりと長期投資出来るようになるために、長期投資に適した銘柄の探し方を覚えてください。
長期投資に適した銘柄の探し方
長期投資に適した株を探すのに使っている方法は、主に次の5つになります。
2.スクリーニングツールを使って選別する(探す)
3.広告から見つける
4.株の値動きから見つける
5.テーマ株から見つける
数ある会社の中から将来有望そうな会社を探します。
そして、いくつかの会社をピックアップした中から「この中に長期保有できる株はないかなぁ?」と吟味します。
そのピックアップした銘柄を分析して、最終的に長期保有する銘柄を決めます。
銘柄の分析の仕方については、こちらのページで解説しています。
こちらでは、株の長期投資に適した銘柄の探し方についてお伝えします。
それでは、将来有望な銘柄の5つの探し方について、詳しく解説していきます。
1.街へ出て探す
1つ目の銘柄の探し方は、街へ出歩いたときに、気になるお店を探します。
これは、田舎に住んでいる人は田舎の街でも良いですし、東京などの都会に出て来て、街を歩いているときに見回してみるのも良いでしょう。もちろん、都会に住んでいる人は、都会の街を出歩いて見回すのでもOKです。
ポイントは、「将来このお店が増えていくのだろうか?」という目線で見回すことです。
田舎の場合は、田舎まで進出している企業を見つけることが出来ます。また、東京に増えてきたお店が将来田舎に進出していくこともあるでしょう。そういうお店は全国に広がっていく可能性が高いわけです。
例えば、街を歩き回りながら、「最近、ドラッグストアーが増えて来たなぁ」とか、「最近、この居酒屋が増えて来たなぁ」などと、『このお店はどんどんと増えて、成長しているのではないだろうか?』と、考えながら街を見渡してみます。
いつもは、何気なく歩いていて気にも止めていなかった店舗も、投資の目線で探してみると、気づきがあるものです。
私の体験からすると、2005年に注目した銘柄の『ゲンキー(9467)』(現Genky DrugStor)は、私の住んでいる街にドラッグストアーが増えてきたことから、ドラッグストアーでいい銘柄がないか探したところから注目をしました。
また、居酒屋の『鳥貴族(3193)』や中華食堂チェーン店の『日高屋』(7611ハイディ日高)などは、都内を歩いているときに、「最近、このお店、増えてきたなぁ(看板をよく見かけるようになった)」と思い、注目をしていました。
鳥貴族は、まだまだ成長の余地はあるため、未だに注目をしています。(2018年現在は値上げして、客足が遠のいているところなので、とりあえずピックアップしているだけです。)
このように、街を歩いて投資の目線でお店を探すことで、長期投資の株がみつかるわけです。
気になったお店が上場企業か調べる
街を歩いて、気になったお店があったら、そのお店が上場しているのかを調べます。お店が上場していなければ、そのお店の株は買えないからです。
これは、街を出歩いて探したお店や企業でなくても、気になったお店や企業があったら、上場している企業なのかを調べるくせをつけると良いでしょう。
上場しているかどうかは、そのお店のホームページを調べます。会社名で検索して、ホームページの1番下を見ると、『会社情報』や『企業情報』などのページへのリンクがあるはずです。
その『会社情報』や『企業情報』などのページを見て、『IR情報』を見れば、上場している企業かしていない企業かがわかります。以下のような場所に記載されています。
ここでは、先ほどの鳥貴族を、例に挙げます。
『鳥貴族』を検索して、HPへ行く
鳥貴族の場合、一番下にある『企業情報』をクリックします。
『IR情報』をみると、株式上場をしている企業なのかがわかる。
このように、上場企業であれば、株式市場でその企業の株を買えることになります。
一般的に知れ渡っている企業名(店舗名)では上場していない場合がある
HPを見て上場企業なのかを調べる際に、気をつけなければならない点があります。それは、調べたい会社が、その会社の名前で上場をしていない場合があることです。つまり、一般的に知れ渡っている企業名や店舗名では上場していないパターンがあるということです。
例えば、ファストファッションで有名な『ユニクロ』の会社名は『ファーストリテイリング』です。また、結果にコミットする『ライザップ』は、現在は『ライザップグループ』になっていて、わかりやすいですが、元々は『健康コーポレーション』という会社でした。『健康コーポレーション』という企業名では、『ライザップ』とはわかりにくいですよね。
つまり、ライザップが現在のようにライザップグループであれば、 ライザップで検索することで、この会社は上場しているなとすぐにわかります。
しかし、会社名が健康コーポレーションの場合は、ライザップで調べて、健康コーポレーションが出て来ても、気づきにくくて、ライザップは上場しているのかわからない場合があるわけです。
このように、一般に知れ渡っている名前とはことなる名称で上場していることがあるため、注意して調べるようにしてください。
このことに気づくためにも、ホームページの下にある、『会社情報』をじっくり探して、上場しているのかを見極めましょう。
例えば、ユニクロであれば、HPの下にある会社情報をみて『ファーストリテイリンググループ』のIR情報にたどり着きます。このIR情報を調べることで、銘柄コードは『9983』で、『ファーストリテイリング』という名称で、『東証一部』に上場しているということがわかります。
このように、一般的に知れ渡っている企業名とはことなる名称で上場していても、会社のホームページに投資家向けのIR情報が載っていたり、株価の情報が載っている場合は、その会社が上場していることになります。
以上のように、気になる会社が上場していることが確認できたら、その銘柄をピックアップしておきます。メモ帳に書いておいたり、証券会社の『ウォッチリスト』に登録しておいたりすると良いでしょう。
2.スクリーニングツールを使って選別する
2つ目の銘柄の探し方は、『スクリーニング』をして銘柄を選別します。
スクリーニングとは、一定の条件に当てはまるものを選別することです。株式投資の場合は、将来有望な銘柄をスクリーニングします。
例えば、『売上が前年比で10%以上』上がっていて『20万円以内』で買える株で選別すると、その銘柄は何銘柄あり、どのような銘柄なのか?ということが瞬時にわかります。
次のような、『マネックス証券』の『スクリーニングツール』を使って、銘柄を探します。
※スクリーニング画面
試しに、先ほどの条件『売上が前期比で10%以上』上がっていて、『20万円以内』で買える株で、スクリーニングをしてみます。
スクリーニング条件 売上高『前期比10%以上』、投資金額『20万円以下』
605銘柄あります。これでは、まだまだ銘柄数が多いですね。
それでは、売上高『前期比20%以上』に、当期利益『前期比10%以上』を加えてではどうでしょうか?
134銘柄と、なかなか絞られてきました。
銘柄が絞れたところで、1つ1つの銘柄を見ていきます。さらに、条件を入れて絞り込むのもOKです。
このように、将来有望そうな自分の好みの銘柄をスクリーニングすることによって、将来有望な銘柄を探します。
私の場合は、『マネックス証券』のスクリーニングツールを使ってスクリーニングをしています。
マネックス証券のスクリーニングツールは、長期投資向けのスクリーニングの項目が多くあります。そのため、株の長期投資のスクリーニングには持って来いです。
『クリック証券』にも、スクリーニングツールはありますが、どちらかというと、短期売買向けのスクリーニングツールになっているため、最近は、使わなくなってしまいました。(株の短期売買には使えます。)
スクリーニングの条件
先述のとおり、スクリーニングには条件が必要になります。
企業として現在も儲けがあり、将来有望な銘柄を見つけるためには、どのような条件でスクリーニングをしたら良いのかを考えましょう。
例えば、先述のように、『来期の売上の予想が20%以上あがっている』とか、企業の利益率がわかる指標である『ROA』や『ROE』などが高いことを条件にいれると良いでしょう。
『ROA』と『ROE』については、以下の記事を参考にしてください。
⇒『海外投資家も重要視するROAとROEをわかりやすく解説』
ここでは、私が使うスクリーニングの条件をあげておきます。
増益率からスクリーニング
『売上高』や『経常利益』、『当期利益』が前期比と比べて10~20%以上上がっていることを条件とします。
これにより、前年よりも成長している企業を探します。
ROAとROEからスクリーニング
『ROA』15%以上、『ROE』25%以上を条件とします。
これは、今現在、資金を上手く使って儲けている企業をみつけます。
ROAとROEを条件に入れることで、会社が資金を使ってどれだけ効率よく儲けを出せているかがわかります。『ROA』15%以上、『ROE』25%以上の利益を出せている企業は、上手に資金を使って利益を出せているといえます。
PERとPBRからスクリーニング
『PER』10~15倍以下、『PBR』1~1.5倍以下を条件にします。
これにより、割安な株を見つけます。値が小さいほど、割安になります。
割安な中から、業績の良い銘柄を見つけ出すのに使います。
以上のように、銘柄をスクリーニングする事で、あなたが探している条件に合う銘柄の候補がたくさん出て来ます。
まずは、いろいろと試してみると良いでしょう。
ここに挙げたスクリーニング条件でそのままスクリーニングするわけではなく、その時々により、条件を加えたり組み合わせたりします。
具体例としては、2018年11月に銘柄をスクリーニングした時に、良い銘柄が見つかりました。その時のスクリーニングの実践方法を以下の記事でお伝えします。合わせてご覧ください。
スクリーニングを実践!! ⇒『実践!長期保有するための株をスクリーニングする方法』
https://xn--ixva.com/screening
3.広告から見つける
3つ目の銘柄の探し方は、広告から見つけます。
世の中には広告があふれています。その広告を出している企業から、銘柄を探します。
企業は収益を上げるために、広告を使い自社や自社の商品を宣伝します。広告を積極的に出している企業は収益が伸びて、成長する可能性が高いわけです。
広告は、さまざまな形がありますが、投資の面から見る広告としては、主に次の3つを見ています。より多くの人に見られている広告であることがポイントになります。(ここにある広告以外でもあり)
・アプリ広告
・ヤフー広告
それぞれを説明します。
・テレビ広告
昔からお馴染みのテレビ広告です。近年はインターネット広告に押され気味ですが、未だに影響力があります。テレビ広告を出すにはお金がかかるため、それなりに成長した企業や資本金がたくさんある企業が出す広告になります。
そのように、それなりに成長した企業がさらに成長するだろうという企業を見つけることが、テレビ広告で銘柄を見つけるポイントになります。
例えば、ソフトバンクのCMに犬のCMがあります。白戸家のCMです。この犬のお父さんのCMでソフトバンクを知った人も多いはずです。
近くにいた知り合いに、「ソフトバンクって一番最初に何で知った?」と聞いたところ、「犬のCMで知った」と答えました。それだけインパクトがあったCMというわけです。
この白戸家のCMが流されたのは、2007年からになるのですが、ソフトバンクグループの株価は2007年は2000円前後だったものが、2018年の現在では10,000円を超えて、5倍近い値上がりになっています。
このように、インパクトのあるCMを皮切りに、業績もアップして、株価が上がる企業もあります。ですから、印象に残ったCMがあったら、どのような企業なのか調べてみることで、長期投資に適したお宝銘柄に出会える可能性が高くなります。
・アプリ広告
スマホでアプリを使うと、動画広告が配信されることはありませんか?
その動画広告を出している企業から探します。
2000年より前はTVが絶対的な広告でした。それが、インターネット広告に移り変わり、その中でもスマホが普及したことにより、スマホ広告も増えてきて、世の中に影響を与えるほどになっているわけです。
アプリ広告では、飲食店の広告はあまり見かけません。ゲームや役に立つアプリなどの広告が多いです。
ゲーム配信で有名な企業だと、『パズル&ドラゴンズ』が流行った『ガンホー(3765)』や、『モンスターストライク』が流行った『ミクシィ(2121)』などあります。これらは、それぞれのゲームが何百万もダウンロードされて、それにより収益が上がり、株価も一気に10倍になった時期がありました。
つまり、ゲームの広告から、流行っているゲームなどを見つける事で、今後の収益が上がり株価も上がる企業を見つけることができるわけです。
私は、これまでにアプリ広告から、将来有望な企業を見つけたことはありませんが、今後はアプリ広告もチェックして、長期投資に適した銘柄を見つけられるはずだと、考えています。
・ヤフー広告
ヤフーには、さまざまな広告が貼られていて、金額も表示回数もまちまちです。そんなヤフーの広告から、銘柄を探します。
ヤフーのメインページの広告は、以下の場所になります。
しかし、このようなメインの場所ばかりでなく、『ヤフーダイニング』のページにある、飲食店が出ているキャンペーンなどに注目してみます。
例えば、私が2016年の後半に『ヤフーダイニング』のページを見てみると、『串カツ田中(3547)』がキャンペーンをやっていました。
それを見て、そういえば、『串カツ田中って最近都内で良く見かけるなぁ』と、思ったのです。
これは、先述した『街へ出て探す』にもつながります。
そこで、『串カツ屋って地元にはほぼないし、串カツ屋は全国に広がりやすいんじゃないかなぁ。』と考えました。
このように、『ヤフーダイニング』で見かけた企業(串カツ田中)を調べることにしたわけです。
調べてみると、当時は『串カツ田中』は、まだ上場したばかりでした。上場したばかりの株は値上がりすぎて割高になっているケースが多いものです。しかし、串カツ田中はそこまで、割高でもありませんでした。業績も増益率も右肩上がりで、店舗数も増えていることから、月々の売上も増え続けていました。
そのため、『串カツ田中』は将来有望だろうと考えたわけです。その後、株式分割を経て株価は5倍になりました。まだまだ今後も注目している銘柄です。(2018年12月現在は割高になっています)
このように、ヤフーにある広告も、成長するお店を見つけるのに大変有効です。
4.株の値動きから見つける
4つ目の銘柄の探し方は、株の値動きから見つけます。
成長性があり、業績も良いにも関わらず、割安に放置されているお宝銘柄が稀にあります。そのようなお宝株の値が動き出したときをとらえるわけです。
お宝銘柄は、ある日を境に動き出します。その動き出しに注目します。
具体的にどのような値動きから探せば良いのかというと、それは、『ストップ高』になった銘柄になります。
『ストップ高』とは、『値幅制限』いっぱいまで株が上がる事です。日本の株式市場の株価には『値幅制限』というものがあり、上にも下にもその日はこれ以上やこれ以下にはならない制限があります。
その上側の値幅いっぱいまで上がって、その日の株価はそれ以上は上がらない価格が『ストップ高』になります。
そのストップ高になった銘柄を、ひとつひとつチェックして、今後も成長する可能性があるのかを見極めます。
例えば『クリック証券』では、株式のページにその日の値上がり率のランキングが1位から順番に載っています。そのランキングを上から順番に見ていきます。
以下のような画面です。
試しに、この日のランキングを上から順番に見ていきます。1番目の『日本パワーファスニング(5950)』をクリックして板(株の注文が並んでいる)をみます。次のとおりです。
これは、『ストップ高』になっていません。
次にランキング2位の『大塚家具(8186)』を見てみます。
これは、『ストップ高』になっています。板に売りが残っていません。また、ストップ高の『S』のマークも付いています。
次にランキング3位の『ワイエスフード(3358)』を見てみます。
こちらも、ストップ高でそれなりに買いも入っているようです。
このように、これ以上がない状態になっていれば、ストップ高になります。
ストップ高になっている銘柄が全て良いわけではありません。そこで、ストップ高になった銘柄を一つ一つチェックして、分析します。業績や成長性、割安度をみて、まだまだ買える状態であれば買いを検討することになります。
要は、まだまだ買えるようなお宝株が動き出し始めたところを、捉えるというわけです。
実際に、このやり方で2017年の1月に見つけた銘柄があります。その銘柄は短期的に株価が2倍になり、その後、1年もたたないうちに10倍まで上がりました。その時の詳細を、実践記事として、以下のページに書きました。合わせてこちらもご覧ください。
5.テーマ株から見つける
5つ目の銘柄の探し方は、テーマ株から見つけます。
テーマ株とは、そのときどきに話題性のある銘柄のことです。
例えば、『IT関連』や『IR(カジノ)関連』というような、○○関連銘柄と呼ばれる銘柄のことを指します。
テーマ株は、話題性があることから、注目されるとその関連銘柄ばかりの株価が上がることがあります。
例えば、1999~2000年までのITバブルのときは、IT関連銘柄ばかりの株価が上がりました。このときは、その他の銘柄の株価は、それほど上がらなかったのです。
つまり、テーマ株から株を選ぶことは、話題性があることから、そのテーマ関連の株に資金が集中します。そのような銘柄に長期投資することは有効だというわけです。
テーマ株は長く続くテーマから選ぶ
株の長期投資では、テーマ株から選ぶには、テーマが長く続くのかを見極める必要があります。
なぜなら、テーマ株には息の長いテーマと短いテーマがあります。そのため、長期的に儲けやすいテーマと短期的に儲けやすいテーマに分かれるのです。
息の短いテーマ株ですと、一過性の人気で終わるため、株価が上がっても、すぐに元に戻るようなこともしばしばあります。それよりも、息の長いテーマ株の方が長期投資には向いていることになります。
例えば、
『IT関連』は息の長いテーマになっていますが、『オリンピック関連』は最長でも2020年までの息の短いテーマといえます。
つまり、IT関連銘柄のように10年も20年も儲けが続くようなテーマ株の方が、株の長期保有には適していることになります。
テーマ株一覧
気になるテーマの中から、息の長そうなテーマを、表にまとめます。
備考 | |
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ブロックチェーン技術関連 | ブロックチェーン技術の1つである仮想通貨が2017〜2018年に大変盛り上がりました。仮想通貨はまだまだ普及しているとはいえませんが、将来的に普及するのは間違いないでしょう。 |
ロボット関連 | まだ、目に見える形では普及していませんが、産業用のロボットや農業用のロボットなど、確実にロボットは増えています。各家庭にまで普及する可能性を考えると息の長いテーマになりそう。 |
AI(人工知能)関連 | 人間の知能を機械に持たせるAIの分野。例えば、カスタマーサポートなど、質問に対して、AIが自動で返信する未来が訪れるでしょう。しかも、それを企業が安価に活用できる未来です。よって将来性があります。 |
自動運転関連 | まだ、先になりそうですが、車の自動運転は技術が急速に進んでいます。2020年までに、高速道路など一部実用化を目指しています。近い将来、自動運転の車が周りを走り回ることでしょう。 |
VR(仮想現実)関連 | VR(バーチャルリアリティ)は、ゴーグル型のヘッドセットを被り、自宅に居ながら現実を感じることが出来ます。将来は自宅に居ながら、アーティストのコンサートなどを楽しめる環境になるのではないでしょうか。そうなると、各家庭に普及するはず。 |
eスポーツ関連 | eスポーツは、ゲームの対戦をスポーツとして楽しみます。そこには観客もいます。日本は遅れ気味の分野ですが、アジア・オリンピック競技会が主催する、2022年のアジア競技大会に正式なメダル種目として、eスポーツが加えられました。それに伴い盛り上がるのは間違いなしです。 |
キャッシュレス関連 | 2018年現在、LINEPAYや、PAYPAYなど、QRコード決済が話題になるようになってきました。キャッシュレス関連も、日本は遅れ気味の分野ですが、長い目で見れば、普及していくことでしょう。仮想通貨と同様に期待です。 |
量子コンピューター関連 | 量子力学の原理(量子もつれ)を応用したコンピュータで、情報が瞬時に送られます。従来のコンピュータよりも1億倍以上速いと言われていて、これが実現すると、AIの分野も急速に発展するといわれています。まだまだ各家庭に普及するような将来は見えませんが、いつか、その時は来るでしょう。 |
2018年現在、個人的に気になっているテーマは、『ブロックチェーン技術』と『AI関連』が気になります。
ブロックチェーン技術の1つである仮想通貨は2017〜2018年には、大変盛り上がりましたし、今後も発展するのは間違いない市場でしょう。
また、『AI技術』も今後発展していき、AI関連銘柄の企業は成長することになるでしょう。
例えば、今現在、人間が行っている作業をAIが代わりに作業する時代が近づいています。企業に来た質問に答えるカスタマーサポート的な作業は、AIに置き換えることが出来ます。そうなりますと、企業は人件費が削減できるため、AIの導入を進めることになるでしょう。企業のAIの導入が進めばAI関連銘柄は成長していくことになります。
このように、テーマ別に考えて、銘柄を選別していきます。『息の長いテーマ株』を長期的に保有することで、株価10倍以上を狙えるというわけです。
銘柄をピックアップしたらそれぞれの銘柄を分析する
このページにある銘柄の探し方で、見つけたいくつかの企業をメモしておきます。
そして、その企業が上場している企業なのかを確かめます。
上場している企業であれば、それぞれの企業をさらに詳しく分析していき、長期投資として適した銘柄であるのかを見極めます。
分析の仕方については、次のページをご覧ください。
まとめ
このページでは、株の長期投資に適した銘柄を見つけるために、将来有望な会社の探し方をお伝えしました。
将来有望な会社の探し方には、主に次の5つでした。
2.スクリーニングツールを使って選別する(探す)
3.広告から見つける
4.株の値動きから見つける
5.テーマ株から見つける
このようにして、将来有望な会社を見つけたら、メモ帳や証券会社のホームページ内にあるウォッチリストに登録しておきます。
そして、いくつかピックアップした銘柄を分析したり、類似の企業で他に良い銘柄がないか探したりして検討します。
各銘柄を分析後、問題がなければ株を買ったり、買い時まで待ったりして、株を保有することになります。
まずは、将来有望な銘柄をいくつも見つかるように、街へ出歩いたり広告を見るときに投資目線でみるように心がけましょう。
必ず長期的に10倍以上あがる優良銘柄を見つけることが出来るはずです。