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SBI証券はネット証券人気No1.!!その秘密に迫ります。

SBI証券はネット証券人気No1.!!その秘密に迫ります。

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口座開設数No.1!!人気のSBI証券を徹底的に分析します。

SBI証券は、元々ソフトバンクグループが設立した、ネット証券です。ネット証券の中では口座開設数がNo1で、人気がある証券会社になります。

投資商品やサービスが豊富で、日本株とそれ以外の投資商品の手数料も安めになっています。そのため、口座開設に迷っている株式投資初心者が、まず初めに開設する証券口座としておススメします。

また、『海外株』や『投資信託』の取扱いが多いことや、証券取引所の時間外でも日本株の取引が出来る『PTS』があるのもSBI証券の特徴です。

海外株や投資信託を利用した、国際的な分散投資が出来ますし、長期投資には向いている証券会社といえます。

このページでは、投資初心者におススメなSBI証券を徹底的に分析します。証券口座を選ぶ参考してください。

SBI証券を、公式サイトで詳しく見る⇒『SBI証券』
無料でSBI証券の口座を開設するNISA口座での取引は、国内株式の売買手数料無料。海外ETFの買付手数料が無料。
口座開設はもちろん無料で、口座の維持費等一切かかりません。

SBI証券のサービス概要

評価 備考
国内株手数料 ★★★★★ 安めの取引手数料
投資ツール ★★★★★ 株のトレードアプリなど

基本的なツールは揃っている

外国株取引 ★★★★★ 米国株取り扱い銘柄数3,000以上

海外株の取扱いが豊富

米国株スクリーナー

NISA口座 ★★★★★ 日本株は売買手数料無料

海外ETFは買付手数料無料

投資情報 ★★★★★ 有料の情報サービスが多数

メール通知サービスが豊富で便利

会社四季報が無料で閲覧可能

投資信託 ★★★★★ 取り扱い数国内一

積立投資の口座開設数No1

投資ロボ ★★★★★ WealthNaviが評判
その他投資商品 ★★★★★ PTS取引、貸株、債券、先物・オプション、FX、CFDeワラント、金・銀・プラチナ、iDeCo

SBI証券のデメリット

SBI証券は、投資商品やサービスが豊富で、全体的にレベルが高いネット証券です。そのため、どのような投資スタイルの方でも、満足できる証券会社と言えます。したがって、デメリットは特に見当たりません。

ただし、投資商品やサービスの内容によっては、他の証券会社の方が強い場合があります。

例えば、株の取引手数料を安くしたいなら、『GMOクリック証券』や『ライブスター証券』の方が良いですし、米国株に投資をしたいなら、『マネックス証券』の方が米国株の取扱い銘柄数が多いため、おススメになります。

わたしは口座を複数開設しているため、場合によって使い分けをしていますが、証券口座の使い分けをしたくない方や、投資の初心者には、全般的にレベルの高い『SBI証券』をオススメします。

日本の証券会社は、口座開設も口座の維持費もかかりません。あなたの投資のスタイルによって、お得に口座を使い分けることができます。

SBI証券で口座開設をするメリット

SBI証券で口座を開設するメリットをお伝えしていきます。SBI証券のメリットは主に次の6つです。

1.ネット証券では口座開設数No1の人気で安心感がある
2.取引手数料は安め
3.投資商品やサービスが豊富
4.PTS取引で時間外の取引も可能
5.外国株の取扱いが豊富
6.投資信託の取り扱い銘柄数は国内一

これら6つのメリットを解説していきます。

1.ネット証券では口座開設数No1の人気で安心感がある

主要ネット証券(口座開設数上位5社)の口座数を比較すると、500万口座を突破(2020年2月現在)とダントツの1位が『SBI証券』です。老舗の野村證券(530万口座)を追い抜く勢いがあり、近い将来、国内一の口座開設数になるでしょう。

以下、主要ネット証券の口座開設数ベスト5をグラフにしました。


※各社の公表資料より作成

このように、SBI証券は、ネット証券の中で口座開設数No1になります。

SBI証券は、元々ソフトバンクグループが設立した『イー・トレード証券』として、1999年から開業していてネット証券としては、歴史のある証券会社です。

顧客に便利な投資商品やサービスを順調に増やしてきて今があります。投資初心者にも安心な証券会社と言えます。

2.取引手数料は安め

SBI証券の日本株の取引手数料は、比較的安めの水準です。株取引の手数料には、以下の2つのプランがあります。

・アクティブプラン(1日の取引金額の合計で手数料が決まる)
・スタンダードプラン(1回の取引金額ごとに手数料が決まる)

『アクティブプラン』は、1日の取引金額の合計で手数料が決まるため、1日に何回も売買をするデイトレーダーや短期売買中心の方に有利なプランになります。さらに、10万円までの取引は売買手数料が無料になるメリットもあります。

『スタンダードプラン』は、1回の取引金額ごとに手数料が決まるため、長期投資家はこちらを利用することになります。

ネット証券では、このように、主に2つの手数料プランを用意していることが多いです。ここでは、長期投資家向けの『一日の取引金額ごとに手数料が決まるプラン』の売買手数料を、主要ネット証券7社で比較してみました。

主要ネット証券の日本株の売買手数料(一日の取引金額ごとに手数料が決まるプラン)

取引金額 ⇒

証券会社 ↓↓

~5万円 ~10万円 ~20万円 ~30万円 ~40万円 ~50万円
ライブスター証券 55円 88円 106円 198円 198円 198円
GMOクリック証券 96円 96円 107円 265円 265円 265円
SBI証券 55円 99円 115円 275円 275円 275円
楽天証券 55円 99円 115円 275円 275円 275円
カブドットコム証券 99円 99円 198円 275円 275円 275円
マネックス証券 110円 110円 194円 275円 385円 495円
岡三オンライン証券 108円 108円 220円 385円 385円 385円

※税込価格

このように、SBI証券の日本株の売買手数料は、ネット証券の中では安めの手数料といえます。

株の取引金額が5万円までの手数料は、『SBI証券』と『楽天証券』が55円と、最も安くなっています。ただし、取引金額が5万円を超えると、『ライブスター証券』が一番安くなります。

SBI証券の手数料は最安値ではありません。しかし、株の長期投資では、これくらいの売買手数料の差は、問題はありません。

株の長期投資では、最低でも1年以上は株を保有します。1回の取引当たりの利益は株価2~10倍ほどを狙っていきます。利益に対する手数料の割合を考えると、このくらいの手数料水準であれば誤差の範囲で問題ないというわけです。

例えば、10万円の資金を使い長期投資で2倍まで「やしたとします。2倍まで増やしたため、利益は10万円になります。そのときの手数料は、「99円+115円」の2回(買いと売り)で214円です。

10万円の利益に対する手数料が214円ということは、割合にしてわずか0.002%ほどになります。そのため、このくらいの手数料は問題ないというわけです。



投資信託や、他の投資商品にかかる手数料などのコストを考えると、1%かかる場合もあるため、このくらいの手数料コストは問題なしといえます。

3.投資商品やサービスが豊富

SBI証券では、豊富な投資商品やサービスを取り扱っています。

ここでは、その投資商品やサービスを、投資の初心者の方にわかりやすいように、『投資の初心者向け』と『投資の中上級者向け』にわけてお伝えします。

投資の初心者向けの投資商品

投資商品 おススメ度 SBI証券の特徴
国内株式 ★★★★★ 取引手数料は安め
投資信託 ★★★★★ 投資の専門家が運用する商品

取扱い数 2661本(2019年1月)

債券 ★★★★★ 国や企業にお金を貸して金利のリターンを得る商品

毎月10本前後の取り扱い実績

金・銀・プラチナ ★★★★★ 金、銀、プラチナを少額から投資可能

買い付け手数料が業界最安値水準

積立買い付け

NISA(少額投資非課税制度) ★★★★★

専用のNISA口座を開設して

売買して利益を得た場合、

その利益に対する税金が非課税になる制度

NISA

つみたてNISA

ジュニアNISA

iDeCo(個人確定拠出年金) ★★★★★ 積立額を全額所得控除できる個人確定拠出年金

投資の中上級者向けの投資商品

投資商品 おススメ度 特徴
米国株 ★★★★★ 米国株スクリーナーが便利

銘柄の選定が難しい

海外株 ★★★★★ 海外株の取扱い豊富

銘柄の選定が難しい

信用取引 ★★★★★ 資金に証券会社から借りて手持ちの資金以上の株の取引ができる

空売り(株が下がると利益が出る)ができる

手数料が最安値水準

PTS ★★★★★ 株を夜間など、証券取引所の取引時間外でも取引できる仕組み

手数料が安い、夜間は実質無料。

朝8:20~深夜23:59まで取引可能

FX(外国為替証拠金取引) ★★★★★ 為替の取引で収益を得る取引
先物・オプション ★★★★★ 将来の売買を事前に約束する取引

少ない資金で大きな金額のトレードになるため資金のレバレッジ効果が高い商品

CFD(くりっく株365) ★★★★★ 株価の指数を証拠金で取引するFXと同じ種類の取引
eワラント ★★★★★ eワラント(新株予約権証券)

少額からレバレッジをかけられる投資商品でオプション取引に似ている

これらの豊富な投資商品やサービスについて、投資初心者のための活用法を解説します。

投資初心者向けの投資商品を分散投資して活用する

SBI証券で扱っている投資初心者向けの投資商品を、どのように活用すればよいのかというと、『低リスク低リターンな長期分散投資』になります。分散投資のポイントはポートフォリオの組み方です。

ポートフォリオとは、運用する投資商品の組み合わせのことになります。

例えば、日本株に30%投資、債券に40%投資、投資信託に30%投資、という風に、ポートフォリオを組んで運用します。このポートフォリオの組み方によって、『低リスク低リターン』なものから『中リスク中リターン』なものまで、投資の目標により変えていきます。

特にSBI証券は、投資信託の種類が豊富で、国内一の取扱い本数です。ポートフォリオの中心を投資信託で組むことが、ひとつのSBI証券の活用法になります。

個別株である日本株の比率を高めると、リスクとリターンも上がりますし、債券の比率を高めると、より低リスク低リターンな運用になります。

さらに、株式が上がりすぎたときは株式の比率を下げて、債券の比率を上げたり、株式が下がりすぎたときは株式の比率を上げて、債券の比率を下げたりして、運用していきます。

これらに、『金・銀・プラチナ』を加えるのも良いでしょう。この辺りの投資商品は好みにより変えていってください。

このような、低リスク低リターンな分散投資がSBI証券では可能です。特にSBI証券は投資信託が豊富なため、ポートフォリオの自由度が高くリスクとリターンを細かく調整できることが特徴です。

投資の上級者向けの投資商品では、外国株とPTSがおすすめ

SBI証券の投資上級者向け商品の中では、『外国株』と『PTS』がおススメです。

他の上級者向け投資商品は、資金にレバレッジをかける投資商品のため、リスクが高くて難しい取引になります。そのため、投資初心者におススメはできません。

例えば、株の信用取引は資金30万円あれば、100万円分の株を買うことができます。このようなレバレッジの効いた取引は、利益が出るときは利益が増えますが、損失のときは大きな損害になります。

もし、30万円の資金で100万円の株を買ったとしたら、30%損しただけで、30万円の損失になります。そうなると、資金30万は一発でなくなってしまうというわけです。

30%くらいの損失はよくあることです。そのため、信用取引でめいっぱいのレバレッジをかけていては、株式市場から退場してしまうこともあります。

このように、レバレッジをかけた投資商品はリスクが高くて難しい取引です。そのため、投資初心者にはおススメできません。

レバレッジをかける投資商品が、投資の初心者にはおススメできないというだけで、信用取引、FX、先物・オプション取引をやりたい方には、手数料が安めなこともあり、SBI証券はおススメできます。投資の上級者になったら、初めて見るのも良いでしょう。

ここでは、中上級者向けの投資商品の中ではおススメできる、『PTS』と『外国株』について解説します。

SBI証券を利用するメリットの4つ目が『PTS』取引で、5つ目が『外国株』になります。引き続きお読みください。

4.PTS取引で時間外の取引も可能

PTSとは、投資家が証券取引所を経由せずに株式などを売買できる『私設取引システム』のことです。

これにより、証券取引所でなくても株の売買が出来るようになります。つまり、証券取引所が定めている取引時間以外の時間でも、株の売買ができるわけです。

そのため、PTS取引は夜間にも株の取引が出来ます。

例えば、日中にお勤めで、株の取引をつい忘れてしまったような場合でも、夜間に取引が出来るため、安心です。

このような、SBI証券のPTSサービスの特徴は、主に次の3つになります。

1.朝8:00から深夜23:59まで取引可能
2.証券取引所よりも有利な値段で取引できることもある
3.手数料が安い(夜間の取引は実質無料)

これらPTS取引の3つの特徴を解説します。

1.朝8:00から深夜23:59まで取引可能

SBI証券のPTS取引は、SBIジャパンネクスト証券株式会社が運営する国内最大規模の『ジャパンネクストPTS』に取り次ぎます。

取引時間は、『デイタイムセッション』と『ナイトタイムセッション』に分かれていて、それぞれ、『8:20~16:00』と『17:00~23:59』までになります。

PTSではない通常の株取引では、証券取引所を通じて、株を買うわけですが、その証券取引所の取引時間は、前場『9:00~11:30』後場『12:30~15:00』になります。

PTSと証券取引所と比べると、PTSの方が取引時間が長いことがお分かりいただけたと思います。

さらに通常、時間外には株の先物が取り引きされていて、株価に影響を与えます。この先物の取引時間は『8:45~15:15』『16:30~翌5:30』です。

PTSと証券取引所、さらに、株価指数先物の取引時間を図で表すと以下のとおりになります。

このように、通常の株の取引時間外にも株の取引が出来ますし、株に影響を与える先物指数が動いている時間帯にも株の取引が出来ることは、他の通常の時間帯にしか取引をしない個人投資家よりも有利に取引を行えます。

2.証券取引所よりも有利な値段で取引できることもある

証券取引所とPTSの取引時間が重なる時間帯では、同じ株でも値段がことなる場合があります。そのため、PTSでは、ときには取引所での取引よりも、有利な値段で取引が出来ることもあるわけです。

例えば、トヨタの株を買いたいと思った時に取引所では、4500円で取引されているところ、PTSの方では、4470円で取引されているという具合です。

この場合は、全く同じトヨタの株をPTS取引で買った方が、安く買えることになります。

このようなこともあり、『証券取引所』と『PTS取引』の価格差を狙った、裁定取引が出来るメリットもあります。

裁定取引とは、同じ銘柄で価格に差がある場合に、安い方で買って、高い方で売ることを同時に行い、利益を得ることです。

例えば、ある銘柄の売り気配が、11,965円で、もう一方の買い気配が、11,980円の場合に、今、取引を行えば、11,965円で買って、11,980円で売ることが出来るわけです。これにより、15円の利益が瞬時に出ます。図で表すと以下のとおりです。

このような、取引を『裁定取引』または、『サヤ取り』といいます。裁定取引はリスクがなく、瞬時に利益を出せる魅力的な取引です。このような取引が出来ることも、PTS取引の特徴です。

3.手数料が安い

株をPTSで取引する場合の手数料は、証券取引所で取引をする場合の手数料とは、異なります。

SBI証券では、PTSで取引する方が手数料が安く済みます。

先述した、SBI証券の『スタンダードプラン』と、『PTSで取引する場合の手数料』を比べると以下のとおりです。

1注文の約定代金 PTS取引所手数料 SBI証券のスタンダードプラン(証券取引所で取引)
〜5万円 51円(税込) 55円(税込)
〜10万円 94円(税込) 99円(税込)
〜20万円 110円(税込) 115円(税込)
〜50万円 261円(税込) 275円(税込)
〜100万円 508円(税込) 535円(税込)
〜150万円 608円(税込) 640円(税込)
〜3,000万円 963円(税込) 1,013円(税込)
3,000万円超 1,016円(税込) 1,070円(税込)

このように、PTSで株を取り引きした方が手数料が安く済みます。先述のように、通常の取引所の値段よりも安く買える可能性があるだけではなく、手数料も安く済むわけです。

以上のことから、PTS取引は有利な取引が可能になります。

ただし、PTS取引は、私設の取引のため流動性は低いです。そのため確実に取引が出来るわけではありません。しかし、PTSで取引が出来なくても、それは、通常の時間に取引している人たちと変わらないわけですし、特にPTSでの取引にデメリットはありません。

5.外国株の取扱いが豊富

SBI証券の外国株は、取り扱いしている国が多いことが特徴です。米国株はもちろんのこと、中国、韓国など、9か国の株を取り扱っています。

取り扱っている国の数が多いことで、国際的な分散投資に活用できます。9か国に分散できるのは、SBIならではの特徴になります。

そんな、SBI証券の外国株の『取扱い国』と『取扱い銘柄数』『取引手数料』をまとめると以下のとおりです。

SBI証券外国株取扱い一覧表(2020年3月)

取扱い国 取扱い銘柄数 取引手数料
米国株 3,040銘柄 約定代金の0.495%(税込)

・最低手数料:0ドル(税込)

・上限手数料:22ドル(税込)

中国株 1385銘柄 約定代金の0.286%(税込)
・最低手数料:51.7香港ドル(税込)
・上限手数料:517香港ドル(税込)
韓国株 60銘柄 約定代金の0.99%(税込)
・最低手数料:9900韓国ウォン(税込)
ロシア株 31銘柄 約定代金の1.32%(税込)
・最低手数料:550ロシアルーブル(税込)
ベトナム株 332銘柄 約定代金の2.2%(税込)
・最低手数料:1,320,000ベトナムドン(税込)
インドネシア株 32銘柄 約定代金の1.1%(税込)
・最低手数料:261,800インドネシアルピア(税込)
シンガポール株 39銘柄 約定代金の1.1%(税込)
・最低手数料:30.8シンガポールドル(税込)
タイ株 67銘柄 約定代金の1.1%(税込)
・最低手数料:837.1タイバーツ(税込)
マレーシア株 44銘柄 約定代金の1.1%(税込)
・最低手数料:83.6マレーシアリンギット(税込)

このように、さまざまな外国株に投資が出来るため、国際的な分散投資が可能になります。

外国株の中で長期投資の対象としては、『米国株』が一番の魅力です。投資資金が少ない方は、国際的な分散投資を始める前に、まずは米国株から初めて、資金が増えたり株の取引に慣れたりしたところで、国際的な分散投資をするのも良いでしょう。

ここでは引き続き、米国株が一番魅力的な理由に付いてお伝えします。

株の長期投資に米国株が魅力な理由

さて、先ほど株の長期投資では、米国株が一番の魅力だとお伝えしました。

それではなぜ、『米国株』が一番魅力的なのかというと、長期的に見て株価が必ず高値を更新するのが『米国株』だからです。

『日本株』や『中国株』と比べても明らかで、唯一株式市場の最高値を更新し続けている市場が『米国株式市場』になります。

これら各国の平均株価を株式チャートで見てみます。

日本株(日経225平均株価)

米国株(NYダウ平均株価)

中国株(上海総合指数)

※チャート出典:世界経済のネタ帳

このように、これまでに、さまざまな株式市場を崩壊させる出来事がありました。有名なところだと、ブラックマンデー、暗黒の木曜日、リーマンショック、チャイナショック、などあります。

それらの金融危機を乗り越えて、株式市場の高値を必ず更新し続けている株は米国株しかありません。米国株式市場は世界中のお金が集まる、『世界一の株式市場』なのです。

このように、外国株の中では、一番魅力的な投資対象は『米国株』といえます。

米国株取引手数料はネット証券3社横並び

「米国株が魅力的なのはわかった、では、米国株を取引する手数料はどうなのか?」と、気になる方もいるでしょう。

米国株の取引手数料は、米国株を取り扱っているネット証券3社は、横並びでどこも変わらない手数料になっています。

米国株取り扱いネット証券3社の手数料+大手証券の手数料

証券会社 税込手数料 最低手数料(税込) 手数料上限(税込)
マネックス証券 約定代金の0.495% 0ドル 22ドル
SBI証券 約定代金の0.495% 0ドル 22ドル
楽天証券 約定代金の0.495% 0ドル 22ドル
大手証券会社 約定代金の0.972% なし なし

このように、各社米国株の手数料は横並びで差がありません。その他、大手証券では手数料が高すぎて、コストがかかりすぎてしまいます。そのため、大手証券会社での米国株取引はおススメできません。

手数料の見方は、約定代金が2.02米ドル以下の取引であれば、最低手数料の0ドルの手数料になり、約定代金の0.495%を計算して、手数料上限金額の22ドルを超えると、22ドルが手数料になります。

以上のように、米国株の取引手数料は上記のネット証券3社どこも変わらないため、もし、外国株投資を『米国株』の取引だけにしぼるのでしたら、『マネックス証券』がおススメです。なぜなら、マネックス証券は米国株の取扱い銘柄数が国内一で、3,500銘柄を取り扱っているからです。(2020年3月1日)

マネックス証券の分析記事はこちら

『株の長期投資にオススメなマネックス証券を徹底分析』

6.投資信託の取り扱い銘柄数は国内一

SBI証券は、投資信託の取扱数が国内一になります。そのため、投資信託も含めた長期投資をしたい方は、SBI証券はおススメです。そんなSBI証券の投資信託のすばらしい点を挙げると、次の4つになります。

  • 投資信託の取り扱い本数は国内一
  • 最低投資額は100円から
  • 積み立てる投資のタイミングを自由に決められる
  • 投資信託メール通知サービスが便利

これら4つのポイントを解説します。

投資信託の取り扱い本数は国内一

SBI証券は、投資信託の取り扱い本数が、『2660本』と楽天証券と並んで主要ネット証券No1です。

主要ネット証券とは、ここでは、口座開設数が多いベスト3のことで『SBI証券』『楽天証券』『マネックス証券』になります。

これら3社の投資信託の取扱本数を比べると、以下のとおりです。

証券会社 投資信託取扱銘柄数 ノーロード本数 インデックス投資信託数 積立可能数
SBI証券 2660本 全銘柄 365本 2549本
楽天証券 2670本 全銘柄 335本 2537本
マネックス証券 1172本 全銘柄 289本 1091本

※ノーロードは手数料が無料の投資信託、インデックスは日経225など株価指数と連動する投資信託を指します。

※2019年1月29日現在

このように、『SBI証券』と『楽天証券』の投資信託の取扱本数は、ほぼ変わらずで、業界一位の取扱本数になっています。(月によって入れ替わるほどの接戦です。)

ネット証券第3位の『マネックス証券』の投資信託取扱本数は、証券業界の中では多い方ですが、SBI証券と楽天証券と比べるとやや劣るといった状況です。

投資信託の取扱い本数が多いメリットは、あなたの思い描いた資産運用がしやすくなることです。

逆に、投資信託の取扱本数が少ないと、選択肢が少ないため、あなたの思い描いた投資信託が見つからないことがあります。

例えば、投資信託を取り扱っている本数が少ない証券会社に『GMOクリック証券』があります。

こちらで、次の条件で投資信託を探します。

『海外株式』『販売手数料がかからない(ノーロード)』『運用年数が5年以上』『トータルリターンが0%以上10%未満』『信託報酬が0.6%以下』

以上の条件に当てはまる投資信託を検索すると、クリック証券ではみつかりません。


しかし、SBI証券では同様の条件で、12本の投資信託がみつかります。

以下、検索結果の画像です。

このように、投資信託の取扱本数が多いと、あなたの思い描いた通りの投資の運用が出来る可能性が高くなるわけです。そのため、投資信託で運用をするのであれば、『SBI証券』『楽天証券』は外せないでしょう。

最低投資額は100円から

SBI証券では、最低投資額100円から、積立が可能です。そのため、投資の初心者にも安心です。なぜなら、お試し感覚で投資が出来るからです。

100円からのお試し投資で、投資の感覚を養おう!!

投資は、初めのうちはとても難しいものです。最初から利益を出せても、それはほぼ、ビギナーズラックといえます。利益を出しても、その利益以上に損をして市場から退場する人がほとんどです。

それは、やはり投資の経験が足りないからと言えます。投資初心者には投資に対する売買の基準がないため、株式市場が盛り上がったときに、どうしても値段が高くても買ってしまいます。

その結果、株式市場が低迷すると、損失が拡大して、株式市場から退場することになります。

そうならないためにも、お試しで投資をすることは投資の感覚を養うために必要というわけです。

また、投資初心者の方には、積立投資が有効になります。積立投資は、投資商品(ここでは投資信託)を定期的に一定額を購入します。そうすることで、株式市場が活況なときも、低迷しているときも、積立方式で買買っていきます。そのため、投資のタイミングを計る必要がありません。

先述のように、投資の売買の基準がなくても、取引が出来る投資手法というわけです。

この投資方法が有効なことは、長年お試し投資をしてみるとわかります。投資の感覚を養うためにも、100円からの積立投資は役に立つことでしょう。

積み立て投資のタイミングの自由度が高い

先述のとおり、積立投資とは、ある一定のタイミングで、定期的に投資をしていくことです。その投資するタイミングの自由度が高いことが、SBI証券の積立投資の特徴になります。

投資のタイミングは以下の5つから選べます。

『毎日』『毎週』『毎月』『複数日』『隔月』

毎日=毎営業日(土日祝日以外の日)に積立を行う

毎週=毎週、月~金曜日の好きな曜日に積立を行う

毎月=毎月、好きな日付で積立を行う

複数日=好きな日付を複数日指定して、積立を行う

隔月=1ヵ月おきに、積立を行う

※複数日コースと、隔月コースでは、『つみたてNISA』の選択はできません。

このように、毎日~隔月まで、あなたの好きなタイミングで積み立てることが出来ます。

先述のように、最低投資額は100円で、積立のタイミングを選べるわけですから、自由度の高い投資が可能になります。

例えば、毎週のような一定のタイミングで、100円や1,000円などの少ない金額で積み立てたり、20,000円を毎月積み立てたり、50,000円を隔月で積み立てたりと、あなたの資金状態や投資の目標により自由な積立が出来るというわけです。

投資信託メール通知サービスが便利

投資信託に投資をしようと決めると、投資しようと思っている投資信託の状況がどうなっているのか気になります。

そのようなときには、『投資信託メール通知サービス』が便利です。

投資信託メール通知サービスでは、現在保有している投資信託だけではなく、気になる投資信託や買うタイミングを計っている投資信託の『基準価格の変動』『決算日情報』『分配金情報』をメールでお知らせしてくれます。

例えば、以下のようなメールが送られてきます。

基準価格通知メール

このように、気になる投資信託の基準価格メール通知に条件を登録しておくことで、あなたが買いたい値段に到達したら、通知されるため、買いタイミングを逃しません。

分配金通知メール

投資信託を保有後も、このような、分配金のお知らせを受けることが出来ます。

このように、送られてくるメールで投資信託の情報をチェックできることは便利と言えます。

⑦キャンペーン等の情報

まとめ

このページでは、投資初心者におススメな、『SBI証券』を徹底的に分析しました。

SBI証券は、オールマイティーなネット証券です。そのため、どの投資スタイルにも合う証券会社になります。当サイトが推奨している長期投資にも使える証券会社です。その点は安心して口座を開設してください。

SBI証券を、公式サイトで詳しく見る⇒『SBI証券』
無料でSBI証券の口座を開設するNISA口座での取引は、国内株式の売買手数料無料。海外ETFの買付手数料が無料。
口座開設はもちろん無料で、口座の維持費等一切かかりません。

SBI証券のサービス概要

評価 備考
国内株手数料 ★★★★★ 安めの取引手数料
投資ツール ★★★★★ 株のトレードアプリなど

基本的なツールは揃っている

外国株取引 ★★★★★ 米国株取り扱い銘柄数3,000以上

海外株の取扱いが豊富

米国株スクリーナー

NISA口座 ★★★★★ 日本株は売買手数料無料

海外ETFは買付手数料無料

投資情報 ★★★★★ 有料の情報サービスが多数

メール通知サービスが豊富で便利

会社四季報が無料で閲覧可能

投資信託 ★★★★★ 取り扱い数国内一

積立投資の口座開設数No1

投資ロボ ★★★★★ WealthNaviが評判
その他投資商品 ★★★★★ PTS取引、貸株、債券、先物・オプション、FX、CFDeワラント、金・銀・プラチナ、iDeCo

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