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取引のルールを覚える

取引のルールを覚える

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株式投資を始めようと考えて、実際に株を売買しようと思っているけど、

「株の取引のルールとか、よくわかってないしなぁ」と不安な方もいるでしょう。

株を売買するときに、最低限は覚えておいたほうが良いルールがあります。

それは、次の5つになります。

1.取引時間
2.銘柄コード
3.注文の種類
4.取引の成立方法
5.値幅制限

これらを、しっかりと覚えて、株の取引の最中にルールがわからないために損をしたということがないようにしてください。

取引時間

株の売買は、証券取引所で行われます。そこは主に『東京証券取引所』になるでしょう。(他にも取引所はいくつかあります。)

その東京証券取引所では、取引時間が決まっています。

取引時間は午前の部と、午後の部に分かれていて、午前の部を『前場(ぜんば)』といい、午後の部を『後場(ごば)』といいます。

前場は、『午前9時~午前11時30分』まで。
お昼休みが、午前11時30分~午後12時30分まで1時間あります。
後場は、『午後12時30分~午後15時』までになります。

取引が行われる取引日は、平日月曜日から金曜日までで、土日祝日はお休みです。

また、12月31日から1月3日は、毎年お休みになります。

図で表すと、次のとおりになります。

株の注文はいつでも出せる

先述のとおり、東京証券取引所の取引時間は決まっていて、その時間にしか株の取引は成立しません。

しかし、『株の注文』は証券会社から注文を出すため、注文はほぼいつでも出せます。注文を出せる時間は証券会社によりまちまちです。

例えば、私が使っている『クリック証券』や『マネックス証券』では、次の時間帯に株の注文が出せます。

クリック証券 注文時間
PC会員ページ
iClick株(アプリ)
株roid(アプリ)
6:30〜大引け(15:00)、17:00〜翌3:30
その他の取引ツール 7:00〜大引け(15:00)、17:00〜翌3:30
マネックス証券 注文時間
インターネット経由のサービス 4:00~11:30、11:35~大引け(15:00)、17:00~翌3:00

このように、証券会社や取引するツールによっても、注文時間はまちまちになります。しかし、証券会社のサイトには、ほぼ24時間アクセスできますし、ほとんどの時間帯で注文が可能といっても良いでしょう。

銘柄コード(証券コード)

株の注文に欠かせないものの一つに、『銘柄コード(証券コード)』があります。

銘柄コードとは、各銘柄(株の名称のこと)に割り当てられている4桁の番号のことです。

証券取引所に上場(株式市場で株の取引が出来るようになること)している企業の数は4,000社以上あります。その中には、グループ企業のため、名称の似た企業が多数存在します。そのような似た名前の銘柄を見分けるためにも、全ての銘柄に、個別に番号が割り当てられているわけです。

例えば、三井という名前が付く銘柄には、『三井住友フィナンシャルグループ』『三井物産』『三井不動産』『三井金属鉱業』など、多数あります。

これらは、それぞれに、番号が割り当てられていて、銘柄コードは次のようになっています。

銘柄 銘柄コード(4桁の数字)
三井住友フィナンシャルグループ 8316
三井物産 8301
三井不動産 8801
三井金属鉱業 5706

このように、全ての銘柄に4桁の銘柄コードは付いています。

この銘柄コードは、銘柄の検索に使えます。

例えば、上記の『三井住友フィナンシャルグループ』の株を買いたいのなら、証券会社の株式のページで、検索をするときに、銘柄コードの『8316』と入力すれば、『三井住友フィナンシャルグループ』の個別銘柄のページが表示されます。

何回も、株の取引をする銘柄は、自然と銘柄コードを覚えてしまうものです。

銘柄コードの分類

基本的に銘柄コードは、業種により分けられています。銘柄コードの分類は以下のとおりです。

コード 業種
1300番台 水産、農業
1500番台 鉱業
1600番台 鉱業(石油/ガス開発)
1700~1900番台 建設
2000番台 食品
3000番台 繊維、紙・パルプ
4000番台 化学、薬品
5000番台 資源(石油・石炭)、素材(ゴム・鉄鋼・非金属など)
6000番台 機械、電機
7000番台 自動車、輸送機
8000番台 商業、金融、不動産
9000番台 倉庫・運輸、通信、電気、ガス、サービス

このように、基本的には業種ごとに分かれています。しかし、企業の合併や事業内容を変更した企業があるため、一致しない場合もあります。

注文の種類

先述のとおり、株は証券会社に注文を出します。その注文方法には、主に2種類あります。

その2種類の注文方法は、『成行(なりゆき)注文』と『指値(さしね)注文』になります。

この2つを説明します。

成行注文

成行注文は、『いくらでもいいから買いたい(売りたい)』ときの注文方法で、値段を指定しない注文になります。

そのため、取引時間にほぼ注文が成立する注文方法になります。

成行注文では、予想外の値段が付くことがありますが、ほぼ注文が成立するため、注文の成立を優先させる注文方法です。

注文が『ほぼ』成立するというのは、成立しない場合もまれにあります。それは、株式市場で値が付かない場合があるからです。そのことについては、株の『値幅制限』に関係するため、このあとで説明します。

指値注文

成行注文が、値段を指定しない注文なのに対して、指値注文は、値段を指定する注文方法になります。

例えば、「〇〇円以下ならば買いたい」とか、「〇〇円以上になったら売りたい」というように、希望する値段を指定して注文を出すわけです。

指値注文は、希望条件に合った注文が出なければ、取引は成立しません。つまり、成行注文のように、予想外の値段が付くことはありませんが、注文が成立しないことがあるわけです。注文の成立よりも希望の値段を優先する取引になります。

値幅制限

成行注文の説明をした際に、『値幅制限』の話が出ましたので、こちらでお伝えします。

1日の株取引の中では、値幅の上限と下限が定められています。

値幅の上限の値を『ストップ高』といい、下限の値を『ストップ安』といいます。それらの値は前日の株価の終値によって決まります。

例えば、前日の株価の終値が『2,400円』の場合、本日1日の値幅制限は『500円』になります。そのため、上限値(ストップ高)は『2,900円』になり、下限値(ストップ安)は『1,900円』になります。

株価の値幅制限を、表にまとめると次のとおりになります。

このように、前日の株価の終値により、当日の値幅制限が決まっています。

臨時の値幅制限変更の場合がある

先述した、値幅制限は、臨時に変更される場合があります。それは、ストップ高やストップ安が、連日続いた場合に起こります。

例えば、3営業日連続で次の2通りのようになった場合に値幅は変更になります。(証券取引所の値幅制限のところに、以下のように書いてあります。)

①ストップ高(ストップ安)になり、ストップ配分も行われずに売買高が0株の場合。

②売買高が0株のまま午後立会終了を迎え、午後立会終了時に限りストップ高(安)で売買が成立し、                かつ、ストップ高(安)に買(売)呼値の残数ありの場合。

上記のどちらかになった場合、その翌営業日からは、値幅制限を拡大することになります。

上記の2つを、それぞれを説明します。

①の場合は、売買高が0株の状況なため、終日、値が付かなかった場合のことを示しています。

つまり、ストップ高やストップ安の値段のまま、どの注文も約定しないで、一日の取引を終えた場合ということになります。

先述した成行注文のところで、取引が成立しないことが、まれにあるとしました。それは、このように、終日値が付かずに取引が成立しないことがあるためです。

②の場合は、ストップ高(ストップ安)に買い(売り)が集まり、反対の注文が少なすぎて、終日取引が成立しなかったものの、買いに対しての売り注文や、売りに対しての買い注文が少なからずあったため、午後の取引終了後に比例配分された場合を示します。

以上の、2つの状況になった場合、値幅制限が臨時に変更されます。

比例配分とは

比例配分と言われても、よくわからないかと思います。ここでは、比例配分について、詳しく説明します。

比例配分とは、『ある量を一定の比で分ける』ことです。

例えば、1,000個を6対4で分けると、600個と400個に分けられます。また、1,000個を5対3対2で分けると500個、300個、200個に分けられます。このように配分されることです。

株の取引においては、ストップ高やストップ安に注文が集まりすぎて、反対の注文が極端に少ない場合は、取引が成立しません。

例えば、ストップ高の場合で説明します。

成行の買い『100,000株』に対して、売りの数が『10,000株』の注文しか入っていないような場合です。

通常ですと、買い注文と売り注文が同じ枚数になったところで取引が成立して、株価が決まります。しかしこの場合、売買の注文数が極端に合わないため、ストップ高の値段に張り付いた形になります。

前日の終値が『2,400円』とすると、本日の値幅制限は『500円』になります。そのため、ストップ高は『2,900円』になります。その前提で、上記の成行の買い100,000株に対して、売りの数が10,000株だとすると、2,900円のストップ高に張り付いた形になります。

図で表すと、次のとおりです。

このような場合、売り注文の10,000株を、とりあえず成立させため、各証券会社の注文状況に応じて、比例配分されることになります。

例えば、買い注文の100,000株の内わけが、A証券から50,000株、B証券から30,000株、C証券から20,000株出ていた場合の割合は、『5対3対2』になります。そのため、売りの10,000株は『5:3:2』の割合でA証券へ5,000株、B証券へ3,000株、C証券へ2,000株というように、比例配分されるわけです。

株を割り当てられた各証券会社は、『時間優先の原則』等、社内ルールに基づいて、各投資家に割り当てることになります。

取引の成立方法

取引の成立方法には、主に次の2つのルールがあります。これにより、公平に取引が行われています。

1.価格優先の原則
2.時間優先の原則

これら、2つのルールを解説します。

1.価格優先の原則

価格優先の原則とは、『買い注文』では、価格のより高い注文が優先され、『売り注文』では、価格のより安い注文が優先される原則になります。

また、指値注文よりも成行注文の方が優先されます。なぜなら、成行注文の方が、値段はいくらでも良いという意味の注文のため、どんな値段よりも、一番高い(安い)価格になるからです。

例えば、次のような4つの買い注文があったとします。

買い注文
①1,500円
②1,700円
③1,650円
④成行

この場合、優先順位は以下のとおりです。

①成行
②1,700円
③1,650円
④1,500円

買い注文のため、価格が高い注文が優先されます。

図で表すと、次のとおりです。

2.時間優先の原則

時間優先の原則とは、株の注文には、同じ値段の場合があるかと思います。そのような注文が同じ値段のときは、注文を出した時間が早い方が優先される原則になります。

例えば、次の4つのような買い注文があったとします。

買い注文
①6時30分 1,500円
②6時00分 1,500円
③8時20分 1,500円
④7時30分 1,500円

この場合、優先順は以下のようになります。

①6時00分 1,500円
②6時30分 1,500円
③7時30分 1,500円
④8時20分 1,500円

このように、時間の早い注文が優先されます。

図で表すと以下のとおりです。

まとめ

このページでは、株を売買するときに、最低限は覚えておいたほうが良いルールをお伝えしました。

そのルールは、以下の5つでした。

1.取引時間
2.銘柄コード
3.注文の種類
4.取引の成立方法
5.値幅制限

これらのルールを覚えて、株の取引をスムーズに出来るようにしておきましょう。

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