株の長期保有には、NISAの口座がオススメです。
NISA口座では最長5年間、株や投資信託の取引をしても利益や配当金に対する税金がかかりません。しかし、NISA口座では年間120万円までと購入金額の上限が決まっています。そのため、株の短期売買ではすぐにその上限に達してしまいます。
上限に達した後はNISA口座で株の取引は出来ません。そのことから、NISA口座は株の長期保有に適しているわけです。
そして、NISAの口座はどこの証券会社でも開けます。そのため、株式投資初心者の方は、どこの証券会社にしたら良いのか迷う方がいるはずです。
証券会社の中には、NISA口座での株の取引手数料が全くかからない証券会社があります。そのため、株式投資初心者で株の長期投資に興味ある方はNISA口座の取引手数料が完全無料の証券会社を選ぶと良いでしょう。
このページでは、NISA口座での株の取引手数料が完全無料の証券会社の中からオススメの証券会社ベスト3をお届けします。
私も実際に使っている証券会社の中から、使いやすくて問題がない証券会社をオススメしています。証券会社選びの参考にしてください。
証券口座選び3つのポイント
証券口座を選ぶ際のポイントは3つあります。それは、主に次の3つです。
- 売買手数料の安さ
- 投資ツールの使いやすさ
- 取扱商品の豊富さ
これらの3つを説明します。
売買手数料の安さ
先述のとおり、このページではNISAの口座で株式売買をした場合、手数料が無料になる証券口座を紹介しています。しかし、NISA口座では1年の売買で120万円分までと購入金額の上限が設定されています。
つまり、それ以上の株の売買分はNISA口座では扱われません。普通の一般口座(株の年間取引の報告書は自分で記録する)や特定口座(株の年会取引の記録は証券会社がしてくれる)で売買することになります。
その場合は、株の売買に通常通りの手数料がかかります。株を売買をすればするほど手数料はかかるわけです。そのため、手数料は安ければ安いほどコストの削減になります。どこの証券会社で株の売買をしても株の売り買いに違いはありません。
出来るだけ、手数料の安い証券会社を選んでおいた方が良いでしょう。
投資ツールの使いやすさ
各証券会社では、さまざまな投資に役立つツールを提供しています。
それは、株価の過去から現在までの推移が一目でわかる『株価チャート』であったり、会社の財務や業績を『分析するツール』であったり、買いたい株を探すための『スクリーニングツール』だったりと、さまざまなツールがあります。
投資のツールは便利なものや使いやすいものなど、証券会社によって全く異なるツールが提供されています。投資に役立つ便利で使いやすいツールを選ぶことは重要です。
取扱商品の豊富さ
国内の株式はどの証券会社でも扱っています。異なるのは投資信託や外国株式などの取扱商品で、証券会社によって違いがあります。
例えば、ある証券会社は投資信託は100種類扱っているけど、ある証券会社は1,000種類扱っている、という具合です。
投資に興味を持ちますと、株を専門の機関が運用してくれる投資信託や、アメリカやその他の国の外国株にも興味を持つ人もいるはずです。
そのような方は、証券会社が扱っている取扱商品にも目を配る必要があるでしょう。
外国株の特に米国株は長期で見ると確実に右肩上がりの株価推移になっています。そのため、投資対象としては大変魅力的な投資の商品と言えます。魅力的な投資商品を取り扱っている証券口座を開設するのも良いでしょう。
これらのポイントを踏まえて、オススメの証券口座ベスト3を吟味してください。
SBI証券
【信頼と実績の総合口座開設数 No.1】
オススメポイント
SBI証券は、NISA口座で株の取引にかかる取引手数料が完全無料であり、IPO取扱実績が国内No.1です。
取扱い商品の数とサービスは品揃え豊富で、外国株の取り扱いも、米国、中国株だけでなく、韓国、ロシア、ベトナムなど世界9各国の銘柄を取り扱っています。
総合口座の開設数は2019年現在で440万口座と国内ネット証券最大で、信頼と実績があります。
取引ツールの「HYPER SBI」は評判が良く、月に540円はかかりますが、それを払ってでも使っている人が数多くいます。
商品やサービスが多いため、株式投資初心者でも日本株だけではなく、長期投資のための投資商品が必ず見つかるでしょう。
IPOの抽選方式が、外れるとポイントが貯まる仕組みになっています。そのため、ポイントを貯めていくと当たりやすくなります。この仕組みでは、初心者にとっては当たりにくいザンネンポイントと言えます。しかし、何回も応募して実績をためていけばいずれは当たるかもしれないことを考えると、チャレンジするのもいいかもしれません。
取引手数料
取引金額 | 〜10万円 | 〜20万円 | 〜50万円 | 〜100万円 | 〜150万円 |
---|---|---|---|---|---|
税込手数料 | 97円 | 113円 | 270円 | 525円 | 628円 |
特徴
投資信託 | ◯ | 2614本
(2018/03/20現在) |
積立 |
ノーロード投信 1282本 (2018/03/20現在) |
---|---|---|---|---|
外国株 | ◎ | 米国株 中国株 韓国株 ロシア株 ベトナム株 インドネシア株 シンガポール株 タイ株 マレーシア株 |
海外ETF | ロボアドバイザー2種類
WealthNavi THEO |
投資ツール | △ | HYPER SBI (月額540円) | 株アプリ | |
IPO | ◯ | 取扱い数が多い | ||
その他 | ◯ | 信用取引 | 夜間取引(PTS) |
マネックス証券
オススメポイント
マネックス証券はNISA口座での株の取引にかかる取引手数料が完全無料であり、日本株以外に外国株式も扱っています。米国株式の取扱数はネット証券で最大です。
また、IPO(新規公開株)の取扱いも多く、抽選方式は誰にでも平等な抽選公式であるため、IPO初心者にはオススメな証券口座になります。
銘柄のスクリーニングツールが使いやすく、スマホアプリも便利なことから、主に銘柄探しのスクリーニングで管理人は利用しています。
30万円以上の金額になると、手数料が割高になっています。手数料が割高なため、ランキングは2位としました。
取引手数料
取引金額 | 〜10万円 | 〜20万円 | 〜30万円 | 〜50万円 | 〜100万円 |
---|---|---|---|---|---|
税込手数料 | 108円 | 194円 | 270円 | 486円 | 成行1,080円
指値1,620円 |
特徴
投資信託 | ◯ | 1121本
(2018/04/10現在) |
100円からの積立 | |
---|---|---|---|---|
外国株 | ◎ | 米国株
(約3,000銘柄) |
中国株
(香港証券取引所を網羅) |
手数料が安い |
投資ツール | ◯ | トレードステーション | スクリーニング機能が使いやすい | チャートフォリオ |
IPO | ◎ | 誰にも平等な抽選方式 | ||
その他 | ◯ | ロボアド
(マネラップ等) |
信用取引 |
マネックス証券 公式サイトを見る
マネックス証券の詳細情報を見る
GMOクリック証券
オススメポイント
GMOクリック証券はNISA口座での株の取引にかかる取引手数料が完全無料であり、NISA口座以外での株の売買手数料も業界最安値水準です。
銘柄の分析ツールが便利でスマホアプリも使いやすいことから、管理人が主に利用している証券会社になります。
外国株は一切取り扱っておりません。また、IPO(新規公開株)も、ほぼ取扱がないと言えます。(年に1つか2つ)そのため、外国株やIPOに興味のある方はマネックス証券かSBI証券がオススメになります。
取引手数料
取引金額 | 〜10万円 | 〜20万円 | 〜50万円 | 〜100万円 | 〜150万円 |
---|---|---|---|---|---|
税込手数料 | 95円 | 105円 | 260円 | 470円 | 570円 |
特徴
投資信託 | ◯ | 約100本に厳選
(ノーロードが豊富) |
100円からの積立 | iTrustロボ |
---|---|---|---|---|
外国株 | × | CFDのみ | ||
投資ツール | ◎ | スーパーはっちゅう君 | レーザートレード | iClick株 |
IPO | × | 取扱いが少ない | ||
その他 | ◯ | 信用取引 | 財務分析情報
(Shares) |