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株の注文方法を覚える

株の注文方法を覚える

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買いたい株を決めたら、証券会社に注文を出します。株の注文方法はいくつか種類があることから、注文方法を覚える必要があります。株の注文を間違えると、買うはずのなかった株を買ったり、想定していなかった値段で株を買ったりと大変な思いをすることになります。

このページでは基本的な株の注文方法を解説します。しっかりと、株の注文方法を覚えて、間違いのないようにしてください。

注文を出す前に決める4つのこと

まず、株の売買注文を出す前に決めておくことが4つあります。

それは「どの銘柄(株式市場で売買できる会社名)を、いつ、いくらで、どのくらい」売り買いするのか? ということです。

例えば、携帯電話で有名な「ソフトバンク」の株を買うとしましょう。銘柄を決めたら、証券会社にログインして銘柄を検索します。ここでは、私がいつも利用している証券会社のクリック証券で説明します。ログインしたら、「株式」→「注文」をクリックすると下の画面になります。
img_4197
この画面に「ソフトバンク」と入力して、検索します。なお、株の銘柄には証券コードというものがあり、ソフトバンクは「9984」です。同じ銘柄を何回も売買すると、証券コードは自然に覚えます。慣れてきたら、証券コードを使って検索すると良いでしょう。

さて、ソフトバンクで検索したときの画面は下の図になります。
img_4198
ここで、2つの銘柄が出てきました。

次に上の「9984,ソフトバンクグループ」をクリックします。すると、下の画面が表示されます。これで、ソフトバンクの株価などの情報を見られるわけです。
img_4189
この画面を見ることで、ソフトバンクの株価は6877円とわかります。次に、株価チャートやファンダメンタルズ(企業の経営状態)などを見て、いくらで買うかを決めます。

例えば、「今はちょっと株価が上がりすぎているから、もう少し安くなってから買おう!」とか、「ファンダメンタルズ的には割安なんだから、今すぐ買おう!」などと、ご自身の投資スタイルに合わせて買値を決めるわけです。

ここでは、「今はちょっと上がりすぎてるから、もう少し安くなったら買おう!」「よし、6500円にしよう!」と考えたとします。

さて、次に考えるのはいつ買うかとなります。そこで、「今週中には6500円まで下がる可能性があるから、今週中に買おう!」と考えたとします。これで、今週中に6500円で買うと決めました。

最後に、どのくらいの枚数を買うのかを決めます。これは、ご自身の予算から決めると良いでしょう。ソフトバンク株の最小単位は100株だと、下の画面からわかります。つまり、6500円でソフトバンク株を買おうとすると、最低65万円の予算が必要となります。
img_4206
もし、投資資金が100万円だとしたら、ソフトバンクの株は100株しか買えません。ここでは、買う枚数を100株としておきます。

ここまでで、「ソフトバンク株を、今週中に6500円で100株」で、買うことが決まりました。それでは、この状況を元にソフトバンク株の買い注文をいれてみます。

このつづきは、下の方の「ソフトバンクの株を注文する」をみてください。

その前に、主な注文方法について解説していきます。

主な注文方法は成行と指値

ここからは、注文方法について説明します。注文の種類には基本となる、「成行」と「指値」さらに「逆指値」があります。

それぞれの説明をしていきます。

成行注文

成行注文とは、「金額はいくらでも良いから、今すぐ売り買いをする」注文方法です。

例えば、現在の株価が120円の株があるとします。その株の板情報(株の注文数の情報)をみると、売り注文に121円で2,000株、買い注文に120円で5,000株と、あるとします。下の図の状態です。
img_4199
このときに、成行注文で、1,000株の買い注文を出します。

そうすると、121円で2,000株の売り注文が出ていることから、そのうちの1,000株をすぐに買うことができるわけです。そのことにより、板情報をみると以下の図のように121円の株枚数が1000株減ることになります。
img_4201
つまり、成行で1000株買い注文を出して、121円で1000株買えたわけです。

成行の買い注文とは、今1番安く売ってくれる株を、今すぐ買うことができる注文と言い換えることができるわけです。逆に成行の売り注文とは、今1番高く買ってくれる人に売ることができる注文となります。

指値注文

指値注文とは、指定した値段で売り買いをする注文方法です。

例えば、現在の株価が125円の銘柄があるとします。その銘柄を120円で1000株買いたいとします。今の株価は買いたい価格より5円高いことから、すぐには買えません。

そこで、120円で1000株の買いの注文を出しておきます。そして、株価が120円になった時に約定(実際に注文が成立すること)するわけです。

しかし、株価が120円になっても、約定しない場合があります。それはまだ、自分の注文の順番が回ってきていないときです。120円で注文している人が他にもいる場合は、早く注文した人から順番に約定します。

例えば、板情報をみると、120円で5000株の買い注文と、121円で2000株の売り注文が出ているとします。図で表すと下図となります。
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ここで、120円の指し値買い注文を出します。すると、120円の5000株の買い注文が120円の6000株の買い注文に増えるだけです。すぐに120円で、株が買えるわけではありません。
img_4205
それでは、どうなったら買えるのでしょうか。それは、この後120円に6000株以上の売り注文が出て、はじめて買うことができるわけです。

上記の場合は、自分の注文以外に5000株の注文が先に出ていました。このことから、先に買えるのは自分の注文より早くから出ていた5000株の注文の方です。その次に買えるのが自分の1000株の注文になります。

このように、株式の注文には早い方が優先される時間優先の原則があります。

そしてたまに、指値注文のことを指した値段でしか買えないと勘違いする方がいます。しかし、指値で指した値段よりも安く買えることもあります。

例えば、寄付き(売値と買値が近づいて同じ値段になること)が指値の値段より、安くなった場合などです。指値120円で注文を出しておいたとします。寄り付きが118円だった場合は、118円で買えます。指値より高く買ってしまうことはありません。つまり指値は指した値段以下だったら、買うことができる注文といえます。

逆指値注文

指値の買い注文が、指した金額以下だったら買えるのに対して、逆指値の買い注文は、指した金額以上になったときに指した金額で買う注文です。ただし、逆指値にも成行注文があります。それは、指した金額になったら、成行注文を施行する注文となります。

つまり、逆指値注文とは、指した値に達したら、指値注文や、成行注文を施行する注文というわけです。

逆指値の買い注文を説明します。

例えば、現在115円の株があったとします。その株に120円で逆指値の買い注文を入れるとします。すると、115円の株価が120円まで上がった瞬間に120円の買い注文が出されることにより、120円で株を買うことができます。

ただし、株が成行で119円から121円まで一気に買われてしまう場合があります。その場合は120円で買うことができずに、逆指値の120円の買い注文は残る形になります。これは、成行注文が指値注文よりも優先される、価格優先の原則があるためです。

元々、逆指値の注文方法はありませんでした。成行と指値だけだったのです。しかし、指値と成行の注文タイプだと、今の値段より高い値段を付けた時に買うことや、今の値段より安い値段をつけた時に売ることが出来ません。

株価の値動きには、値段に壁のようなものがあります。その壁を突破すると、値動きが急になる可能性があります。そのため、壁になっている値段を突破した時に、買ったり売ったり出来たら便利なのです。そのことから、逆指値の注文ができたわけです。

例えば、250円が上値の壁になっている株があったとします。その銘柄に1週間前から逆指値の買い注文を252円で入れておきました。そして、本日株価が252円を突破したことで、252円で買うことが出来たという具合です。

このような場面で逆指値注文は役に立ちます。図で表すと、下の図のとおりです。
img_4209
逆指値の注文をうまく利用することで、株の売買のチャンスが広がることになります。

ソフトバンク株を注文する

さて、上記の注文の仕方を踏まえて、先ほどのソフトバンク株の買い注文に戻ります。先ほどは、「ソフトバンク株を、今週中に6500円で100株買う」と決めました。この注文をしてみましょう。

先ほどの、ソフトバンクの株価がわかる画面の右側に、注文画面があります。そこにある、「現物」ボタン、「買」ボタンを押します。(初期の状態で押されていることから押す必要はない)

さらに、取引数量と指値/成行と書いてある右側の空白に、「100株、6500円」と入力します。そして、有効期限を週末にしておくことで、注文は今週中有効になります。最後に、暗証番号を入力して確認画面へをクリックします。注文の確認をして、注文完了となります。

図で見ると、下の図の通りです。
img_4210
この注文により、今週中にソフトバンクの株が6500円以下になったときに100株を買うことができます。

誤発注に気をつける

誤発注とは、株の注文を間違えることです。銘柄名を間違えたり、値段を間違えたり、株の枚数を間違えたりするわけです。

例えば、株を1000株買いたいところを10000株と入力してしまったとか、800円で買いたいところを900円と入力してしまった、という具合です。

普段、株の売買をしていて慣れている証券会社の人でも、時折誤発注を起こしてしまいます。そして、事件としてニュースになることもあります。

実際に起きた誤発注事件で有名なものに、2005年の「ジェイコム株大量誤発注事件」があります。当時のみずほ証券の担当者が、「61万円1株売り」の注文をするところを、「1円65万株売り」と間違った入力をしてしまいました。

そして、この売り注文を見て誤発注だと気付いた人がジェイコム株を買ったのです。その結果、みずほ証券は407億円も損をしてしまいました。(間違えて売った株を買い戻さなければならなかったため)

この誤発注により、みずほ証券はジェイコム株を65万株も売りに出してしまいました。しかしこれは、実際には存在しない株数でした。(ジェイコム株の総発行株数は14500株)

そのため、この誤発注は証券会社だからこそ起こってしまった事件といえます。ですから、一般の人はこのような誤発注は起こらないでしょう。

しかし、株の値段と枚数を逆に入力してしまうことは、誰にでも起こりうることです。そのため、注意が必要となります。注文を間違えると、想定外の損をしてしまう可能性があります。

誤発注はくれぐれもしないように、2回は注文内容を確認するように心がけましょう。もし、誤発注をしてしまった場合でも、確実に損をするわけではありません。そのため、もし誤発注をしてしまったとします。それにより、利益が上がっている状態になった場合は、利益が出ているうちに売ってしまいましょう。

また、誤発注で買いたい株を買いそびれたなど、想定外のことが起こるかもしれません。そのときは一旦落ち着いて、もう一度考え直すくらいの余裕があると良いでしょう。

まとめ

基本的な株の注文方法を解説しました。注文を間違えると、想定外の損をしてしまう可能性があります。ですから、しっかりと注文の仕方を覚えましょう。さらに、間違いのないように確認を怠らないようにしてください。

株の注文方法は、証券会社によって若干違います。他の特別な注文方法もあります。そちらの注文方法も覚えることで株の売買の仕方が広がります。株の売買の幅が広がることはチャンスが広がることになります。

基本の注文方法を覚えた後は、そちらの特別な注文方法に挑戦してみるといいでしょう。

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