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株式市場と証券取引所の特徴を理解する

株式市場と証券取引所の特徴を理解する

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株式投資に興味を持つと、「東証」や「マザーズ」などの単語を見聞きすることがあるはずです。これらの単語は、株式を売買する場所である「証券取引所」と「株式市場の種類」のことを指します。

証券取引所と市場の種類には各々に特徴があります。その特徴の違いにより株式投資をする際の、リスクとリターンが違ってくるのです。

このページでは、証券取引所や株式市場の種類の解説をします。それぞれの市場の特徴を把握して、株式投資でどの会社の株を選ぶのか、参考にしてください。

株式市場では流動性が重要

株式を誰でも気軽に売買できるようにすることを「上場」といいます。上場した株式は証券取引所で売買されます。この売買される市場のことを「株式市場」といいます。

株式市場で重要なことのひとつに「流動性」があります。流動性とは、株の売買のしやすさと考えていただくと良いです。株式会社は上場することにより、株式を取引する相手が見つかり易くなります。つまり流動性が高まるわけです。

株はいつでも換金できるからこそ、気軽に買うことができるのです。

例えば、あなたが買おうと思っている株があるとします。その株が、買った後はいつ売れるのかは分からない。1年後かもしれないし、5年後かもしれない。もしくは、売れないかもしれない。そんな株を買いたいと思うでしょうか?  おそらく、そんなことはないはずです。

株式は、いつでも売ることができて、現金に替えることが保証されているからこそ、株を買いたいと思えるのです。株式市場の流動性の重要性がご理解いただけたでしょう。

日本の株式市場は世界で3番目に流動性が高いです。流動性は株式の売買代金で判断できます。2016年のデータからすると、1位アメリカ、2位中国で、3位が日本となります。詳しくは下の図のとおりです。
image
これだけ売買代金が多いのは世界中の国々から株式を売買する人が集まってくるからです。だからこそ、安心して株式を売買できるというわけです。

日本の証券取引所で流動性が高いのは圧倒的に東京証券取引所

日本の証券取引所は以下の4つです。東京証券取引所(東証)以外は地方の証券取引所となります。

証券取引所の種類 市場の種類 取引されている主な銘柄例
東京証券取引所(東証)

東証一部

東証二部

マザーズ

JASDAQ スタンダード

JASDAQ グロース

TOKYO Pro market

トヨタ、ソフトバンク

ブルボン、はごろもフーズ

ミクシィ、サマンサタバサ

日本マクドナルド、湖池屋

フィスコ(株式情報会社)

碧(沖縄発レストラン事業)

名古屋証券取引所(名証)

名証一部

名証二部

セントレックス

 

カゴメ、 ブリヂストン

マックスバリュ中部

オウケイウェイヴ(Q&Aサイト)

 

福岡証券取引所(福証)

福証

Qーboard

福岡中央銀行

日創プロニティ(金属加工)

札幌証券取引所(札証)

札証

アンビシャス

北海道中央バス

RIZAPグループ

右側の枠はそれぞれの市場で取引されている中で、名の知れている銘柄(株式市場で取引される会社の名前)です。

例えば、トヨタは自動車で有名なメーカーで世界的に活躍する大企業です。ブルボンはお菓子の会社で有名ですが、トヨタよりは規模の小さい会社です。ライザップはダイエット(体を作る)で有名で、まだまだ急成長中の会社です。

このような会社が各証券取引所の各市場で取引されているのです。

しかし、東証以外の地方の証券取引所は取扱銘柄は少なく、流動性も少ないです。

例えば、2015年のデータでは東証の1日の売買代金は平均3.4兆円です。同じく名証の平均は5億4千万円です。福証の平均は8300万円です。そして、札証の1日の売買代金は1億数千万円ほどです。(札証はデータがなく平均ではありません)表にすると下記のとおりです。image

このように、東証だけ突出して売買代金が多いことが分かると思います。

売買代金が多いということは、それだけ活発に取引がされている証拠です。つまり流動性が高いのです。したがって、あなたが売買しようと思っている株式は、いつでも買ったり売ったりできることになります。

このことから、株式投資の初心者の方は東証で取引されている銘柄だけで売買することが賢明です。

日本の主要な株式市場の特徴

先ほど、株式投資の初心者は東証の銘柄だけで売買した方が良いとお伝えしました。しかし一口に東証と言っても、実際にはさらに細かく、以下の6つの市場に分類されます。

* 東証1部
* 東証2部
* マザーズ
* JASDAQ スタンダード
* JASDAQ グロース
* TOKYO Pro market

これらの市場には、それぞれ異なった特徴があり、まずはその特徴を知ることが大切です。順に説明していきます。

東証1部

大企業が名を連ね、世界的に活躍する企業も多いです。株の取引数が多く流動性が高いことから、株の値動きはゆるやかな傾向があります。(逆に流動性が低いと値動きは荒くなる)そのため、安定感がありローリスクローリターンな市場といえます。

ローリターンと言えど、時には1年で2倍以上に株価が上がることもあります。株式投資の初心者はまず、この市場の銘柄で取引するといいでしょう。

東証2部

東証1部と比べると、東証2部に上場する会社は株主の数が少なかったり会社の利益が少なかったりと、会社の規模が少し小さい中堅企業が上場する市場です。東証1部よりも、株の取引数は少なく値動きが荒い傾向があります。

将来的に1部市場へ上がることも視野にいれた企業活動をしています。1部市場に上がることになると、人気も出て株価は、ぐ〜んと上がります。このことから、ミドルリスクミドルリターンな市場といえます。

マザーズ

東証1部、東証2部と比べて、上場の基準がゆるいです。利益が出ていない赤字の企業でも上場できます。

ベンチャー企業などの中小企業が多く、将来的に東証1部に上場することを視野にいれています。そのため、急成長する可能性を秘めた企業が多いです。(利益が出ていなかった会社が、数年で多くの利益を出せるようになりマザーズから東証1部に上場するなど)

流動性は少ないことから、値動きは荒い市場です。急成長することを期待されているところがあり、他の市場より高く買われています。そのため、普段から割高であることからハイリスクハイリターンな市場と言えます。

JASDAQ スタンダード

成長を秘めた企業の中でも、ある程度の事業規模や実績がある企業が多いです。特色のある技術やビジネスモデル(事業で収益をあげるための仕組み)である特徴もあります。

株の取引数や売買代金は、東証2部と同じくらいです。東証2部と同様に、東証1部に上がることになると、人気も出て株価が上がります。ミドルリスクミドルリターンな市場といえます。

JASDAQ グロース

JASDAQスタンダードと比べて、上場の基準がゆるいです。利益や実績がスタンダードの銘柄ほどなくても、特色のある技術やビジネスモデルであれば上場できます。

銘柄数は少なく、流動性も少ないです。利益や実績がないことがあるので、成長性は高いとしても、JASDAQスタンダードよりもハイリスクハイリターンな市場といえます。

TOKYO Pro market

Pro marketは、上場の基準がかなりゆるい市場です。プロ投資家と呼ばれる金融商品の法律で定められた、1年以上の投資経験や3億円以上の金融資産を持っている特定投資家、もしくは海外に住んでいる方しか参加ができません。

そのため、株式投資初心者の方は気にする必要のない市場です。

この中では、東証1部の銘柄が圧倒的に流動性があり、株の売買が比較的簡単です。そのため、株式投資初心者の方がはじめに売買するのは、東証1部の銘柄から選ぶことをおすすめします。

流動性の良し悪しは出来高を見る

東証1部、2部、マザーズ、JASDAQと、4つの市場の中で売買されている銘柄の中でも、人気の銘柄から見向きもされない銘柄まであります。

長期保有の株式投資の場合には、誰にも見向きもされていないときに買う手法もあります。そして、人気が出て株価がグーンと上がったときに売るという手法です。

しかし、誰にも見向きされていないときに買うというのは、買いたい人が全くいない状態が何日も続くことから、毎日不安になることがあるかもしれません。ですから、株式投資初心者のうちはある程度の流動性がある銘柄を選ぶようにした方が、安心感のある取引ができます。

ある程度の流動性とは、自分が売買しようと思っている銘柄の出来高(1日の取引数)が自分の売買する株の枚数の100倍以上あれば、安心と言えます。

なぜなら、株の取引時間は9:00〜11:30までの「前場」と、12:30〜15:00までの「後場」の合計で1日5時間です。出来高が、自分の売買する株の枚数の100倍あれば、平均で3分に1回は自分の売買したい分の売買が成立していることになります。もし、出来高が10倍程度しかなければ、平均で30分に1回しか売買が成立していないことになるのです。

30分に1回程度では、いつでも気軽に売買できるとは言えません。よって、100倍以上の出来高があれば安心と言えるのです。

例えば、会社Aの株式の価格が200円だったとします。この会社Aの単元株(最低取引数)は1000株です。この会社Aの株式を2000株買いました。購入代金は「2000株×200円=400000円」で、40万円となります。

自分が買った株式数は2000株ですから、「2000株×100倍=200000株」で、20万株以上の出来高(株の取引数)が1日にあれば流動性としては十分といえます。

このように、自分が買おうとしている銘柄の出来高は普段から、チェックするようにしてください。

まとめ

証券取引所の種類と株式市場について、まとめて解説しました。各証券取引所や各市場の特徴がお分かりいただけたでしょう。

株式投資初心者の方は東京証券取引所の中でも、東証1部の銘柄の中から選んで売買をしてみると良いでしょう。ローリスクローリターンの市場で安定感があるわりに、ときには2倍以上に株価が上がることもあります。

流動性の確認は1日の出来高で確認してください。自分の買おうと思っている銘柄の出来高が、自分の売買しようと思っている株数の100倍以上あれば、安心できます。

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