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株価チャートに表示されている移動平均線の使い方

株価チャートに表示されている移動平均線の使い方

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株価の過去から現在までの動きを表しているチャートを、株価チャートといいます。株価チャートにはさまざまな情報が含まれています。その中で最も重要と言えるものが「移動平均線」です。株価チャートの移動平均線だけを見て、株の売買で利益をあげている人もいるほどです。

このページでは、移動平均線の見方や使い方を解説します。移動平均線の使い方を覚えて、株式の売買で利益をあげる参考にしてください。

移動平均線とは

移動平均線とは、株価の平均値を計算してその値を線で結んだものです。そして、5日移動平均線、25日移動平均線などと数字を変えることにより、いくつ(ここでは何日)分の平均値なのかを示します。つまり、5日移動平均線は5日分の平均株価を線で結んだものとなります。

例えば、1日目の株価の終値が100円だったとします。2日目が105円、さらに3〜5日目が102、106、108円とします。これら5日分の株価は「100,105,102,106,108」となります。これを元に平均値を出すわけです。

平均値は「100+105+102+106+108/5日分=104.2」で、104.2円となります。このことから、5日目の5日移動平均線の値は104.2円となるわけです。

次に例として、10日分の株価を元に5日移動平均線を作成してみます。

以下に10日分の株価があります。
image
1〜5日目の株価は先ほどと同じことから、直近5日分の株価の平均値は104.2円です。

同様に6日目の5日移動平均線の値を求めるには、2〜6日目の株価を元に計算します。このように、10日目まで計算すると、5〜10日目までの6個分の5日移動平均線の値が出ます。この6個分の平均値を線で結ぶと、5日移動平均線となるわけです。図で表すと下の図のとおりです。
image
さらに、5日移動平均線を実際の株価チャートの中で見ると、下の図のようになります。image

5日移動平均線だと、このように線が引かれます。5日分の平均値の流れを感じ取るように見られると良いでしょう。

移動平均線の見方

移動平均線は、株価チャートのローソク足(株価の推移を示したもの)との組み合わせで見ることで、さまざまなことがわかります。そして、移動平均線から見えてくることは、主に次の4つがあります。

・利益を出している人が多いのか、損失を出している人が多いのか
・株価が止まる位置
・株価のリバウンド(戻ろうとする動き)
・株価の勢い

これらのことがわかります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

利益を出している人が多いのか、損失を出している人が多いのか

株価(ローソク足)が移動平均線より上にあると、利益を出している人が多く、株価が移動平均線より下にあると、損をしている人が多いことがわかります。

例えば、5日移動平均線の場合、5日移動平均線より上に株価があるとします。そのとき、ここ5日で株を買った人はほとんどの人が利益が出ている状態であることがわかります。なぜなら、現在の株価の値が5日間の平均値よりも高いからです。

そして、5日移動平均線より下に株価があるときは、ここ5日で株を買った人は、ほとんどの人が損をしている状態であることがわかるわけです。下の図を参考にしてください。
image
先述のとおり、移動平均線は数値を変えることで、5日移動平均線や25日移動平均線など、どの数値にも変えることができます。

株価チャートの中で、5日移動平均線と25日移動平均線を設定してみます。その場合は、5日移動平均線と25日移動平均線が表示されることになるのです。

そして、5日移動平均線と25日移動平均線や株価の位置を見るとします。そのとき、株価は5日移動平均線よりは高いけれど、25日移動平均線よりは低いという場合もあるわけです。図で表すと下のとおりとなります。
image
上記のチャートの黄色で囲んである部分をみてみます。25日移動平均線は約1ヶ月の株価の平均です。このことから、ここ5日で買った人は利益が出ているけれど、ここ1ヶ月で株を買ったほとんどの人が損をしているとわかります。

これが、移動平均線の基本的な見方となります。

株価が止まる位置

株価は上がると下がりますし、下がると上がります。

ある程度上がった株価が一休みして、下がってくることを「調整」といいます。株価が調整して、また上がりだすときに、どこで調整が終わるのかはさまざまな要因があります。その要因の1つに移動平均線があるのです。

上がり始めた株価を見て、上がる前に買えなかった人が、株価が調整したときに買おうと思う1つの水準が移動平均線の辺りというわけです。移動平均線は多くの人が見ていることから、このようなことが起こります。

例えば、100円だった株価が150円まで上がりました。そこから株価は調整して125円まで下がりました。25日移動平均線が125円近辺にあったことから、25日移動平均線が壁になり跳ね返されるという具合です。

下の図は移動平均線が壁となり株価が跳ね返された図です。下落トレンド(株価が下値を切り下がりながら下落している時期のこと)だった株価が反転して、上値を切り上げてきたことから、上昇トレンドに入った可能性が出てきました。

そこで、25日線に触れたところで、ひとつの買い所として判断できるというわけです。
image
このように、移動平均線は株価の止まり所として、判断ができるわけです。
主に上昇トレンド(上値が切り上がりながら上昇中の時期のこと)の押し目買い(株価が調整したところで買うこと)で使えます。

株価のリバウンド(戻ろうとする動き)

先述のとおり、株価は上がると下がりますし、下がると上がります。

急激に大きく下がった株価は、どこかで下げ止まり戻ろうとします。急激に下がった株価と移動平均線の関係は、ローソク足(株価)が移動平均線から離れていく状態になっています。

このときに、移動平均線と株価がどのくらい離れているのかを見る指標が移動平均線との乖離率となります。

例えば、5日移動平均線が100円近辺にあるとします。株価は100円で、5日移動平均線の近くにありました。そこから、株価が90円以下まで下がります。5日移動平均線は100円近辺にあることから、5日移動平均線と株価は10円ほど離れているわけです。

10円は100円の10%です。このことから、移動平均線と株価の乖離率は10%となります。(下への乖離の場合-10%という場合もある)

そして、株価が移動平均線から大きく離れると戻ろうとする力が働きます。ただし、株価と5日移動平均線との乖離率が10%以上離れることは滅多にありません。つまり、滅多にない買いチャンスであるとともに、株価が急激に暴落しているときでもあるわけです。

ここで、この暴落した株を買うことは勇気がいります。株価がどこまで下がるのかわからないからです。しかし、リスクをとり勇気を出して買うことで、リターンは大きくなるものです。下の図は株価と5日移動平均線との乖離率が10%以上離れたときの株価チャートです。
image
このように移動平均線は、移動平均線と株価の乖離率を見ることで、株価の急激なリバウンド(反発)をねらうことに使えます。つまり短期的に利益を上げる可能性があるわけです。

株価の勢い

移動平均線の傾きが急なほど、株価に勢いがあります。株価に勢いがあるときは株価の調整がないまま、株が上昇し続けたり下落し続けたりします。

先述のとおり、上昇中の株が調整したところで買うことを押し目買いといいます。逆に下落中の株が調整して戻ってきたところで売ることを、戻り売りといいます。

株価が急上昇して、移動平均線の傾きが急になり株価に勢いがあるときがあります。このようなときに、株価は調整しないでグングン上昇していくことが稀にあります。この状態では、調整したら押し目買いをしようと思っている投資家は、全く買うチャンスがないというわけです。

この状態のことを、「押し目待ちに押し目なし」と呼ぶことがあります。

押し目待ちに押し目なしの状態では、なかなか手は出せないものです。自分が買った瞬間から、株価が調整に入るのではないかと考えてしまうからです。そのようなときの1つの買い所として、5日移動平均線に触れた瞬間に買うと良い場合があります。

下の図の右側のときのように、5日移動平均線に株価が支えられていく感じで、グングンと株価が上昇するときがあるのです。
image
このようなことはまれで、株を買った瞬間から株価が調整することは多々あります。上記の図のようなチャンスのときは損をしやすいことから、リスクは高いです。しかし、同時に株価がグングン上がっていく可能性もあります。

うまくいくと、短期間で簡単に利益が上がる局面でもあるわけです。ですから、このように勢いのあるときに株を買うときは、あらかじめ損切り(株を損しているときに売ること)の値を決めておくと良いでしょう。そうすることで、大きな損をしないで済みます。

損切りの方法としては、例えば株価が5%や10%など、株の買値から一定の割合下がったときに売る。5日移動平均線の支えが前提で買ったことから、5日線を少し下回ってきたら売る。などあります。

具体的には、買った株価が2000円だとします。株価が5%下がったときに損切りをするとします。2000円の5%は100円です。したがって、2000円から100円株価が下がった1900円で損切りという具合です。

まとめ

株価は上がれば下がるし、下がれば上がります。

移動平均線は短期売買に有効な指標の1つとして使えます。ときには株価の調整のときに下げ止まる壁になりますし、株価と移動平均線との乖離率をみて、株価が急激に戻る局面で株を買う参考になります。

ローソク足と移動平均線を見て、「今は短期的には利益を上げている人が多そうだけど、長期的には損をしている人が多そうだな」などと、頭に描いて株の売買にうまく活用してください。そして、株の短期売買で利益を上げられるようになりましょう。

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